飯岡奈々氏、クープ・デュ・モンドで日本代表に選出！

飯岡奈々が日本代表に選ばれる快挙

和光のスーシェフショコラティエである飯岡奈々さんが、2027年に予定されている世界洋菓子コンクール「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」の国内予選で優勝し、日本代表に選出されたことが発表されました。この大会は、洋菓子界の国際大会であり、競技のレベルの高さから「洋菓子のオリンピック」とも称されています。飯岡さんは、アジア予選を経た後に2027年1月の本選に出場予定です。

飯岡奈々の背景と実績

飯岡奈々さんは、辻調グループフランス校を卒業後、2016年から2022年にかけてインターコンチネンタル東京ベイに勤務し、数々の受賞歴を持っています。彼女の主な受賞歴には、2018年のBUKOクリームチーズコンテスト優秀賞や、2020年のルクサルド・グラン・プレミオ優勝、さらには2023年の国内予選での準優勝などがあります。

2022年7月には和光のスーシェフショコラティエに就任し、和光のアトリエでショコラや焼き菓子の製造を担当しつつ、バレンタインスペシャリテなどの新作開発にも力を入れています。

国内予選の作品テーマ

今回の国内予選では、作品テーマとして「bateau ballon（バルーン艇）」が選ばれました。特にアピールしたいパーツとしてチョコレートで作られた風船を活かしたデザインに取り組んだ飯岡さん。作品には、風が吹くと飛んでいくような飛行船のイメージを組み込み、土台には飛行場や造船ドックの世界観を反映させました。

飯岡奈々からのコメント

飯岡さんは、「目標としていたクープ・デュ・モンドの日本代表に選出されたことを大変嬉しく思います。」と喜びを表しました。また、アジア予選を勝ち抜き、本選に挑む意気込みを語り、「日本チームの一員として最高のパフォーマンスができるよう、日々研鑽を重ねてまいります。」と決意を述べました。

クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーについて

この大会は1989年に設立され、フランスのリヨンで2年ごとに開催される洋菓子の世界大会です。各国の代表が3人でチームを組み、9時間の団体戦で技術を競い合います。競技内容は、飴細工やチョコレート細工、ショーショコラ、レストランデザート、フローズンデザートなど、多岐にわたります。

和光の店舗情報

飯岡さんが活躍する和光は、中央区銀座に本店を構えています。アネックス1階ではケーキやチョコレートを販売しており、営業時間は10:30から19:30（休日は19:00まで）。年末年始を除いて無休のため、訪れやすい環境となっています。

和光の公式サイトやSNSも注目されており、特にインスタグラムではグルメ情報を発信しています。これからの飯岡奈々さんの活躍にも大いに期待が寄せられています。