日本の伝統職人技を子どもたちに継承する新たな挑戦

日本の文化と技術が少しずつ消えゆく中、職人の技を次世代に伝える新しい試みが始まります。WoodCraft株式会社は、神奈川県伊勢原市にて、子どもたちが実際に職人の仕事を体験できるイベント「KIDS PARK」の予約販売を、クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」で行っています。

背景

日本の伝統技術が廃れていく今、職人としての職業理解を深め、将来の選択肢を広げるための重要な取り組みです。子どもたちが手を動かし、職人の技術を直に学ぶことで、日本の技術の素晴らしさを実感してもらうことが目的とされています。

イベントの内容

「KIDS PARK」では、参加者が5人1組のチームに分かれ、大工さんと共に小さな家を建てる実践的な体験を行います。自分たちの手で家を作るというプロセスを通じて、チームワークの大切さも学ぶことができます。家の大きさは本物より二回り小さいですが、建前の手順は真正面から体験できます。墨出しをしたり、木材を刻んだりするなど、本物の技術を間近で学べる貴重な機会です。

また、同時に椅子作りも行われ、こちらでも子どもたちは廃材を活用して二種類の椅子を大工さんと共に製作します。

開催情報

「KIDS PARK」は2024年11月16日、神奈川県伊勢原市にあるWoodCraftキャンプ場で開催されます。参加対象は小学4年生以上で、体験内容によって異なる時間でのセッションが用意されています。大工体験は1回500円の参加費が必要で、材料費も含まれています。

また、当日は大山にあるカフェ「Kurumi」のキッチンカーも出店し、人気のフランクフルトが楽しめるなど、家族全員で楽しめるイベントとなっています。