Boomiが「kintone」との連携コネクターを発表
Boomi株式会社は、2025年9月13日からAI駆動型オートメーションを実現する「Boomi Enterprise Platform」において、業務システムの構築が可能なノーコード/ローコードツール「kintone」との新コネクターの提供を開始します。このコネクターを利用することで、ユーザーは複雑なAPI仕様を意識することなく、より直感的に「kintone」データにアクセスし、操作できるようになります。これにより、企業は「kintone」を活用した業務プロセスの自動化を、これまで以上に迅速かつ正確に実現できるようになります。
Boomi Enterprise Platformとは
「Boomi Enterprise Platform」は、企業が抱えるさまざまなデータを一元的に連携し、業務の自動化や効率化を実現するiPaaS(Integration Platform as a Service)です。高度なAI機能を活用し、API管理、システムやデータの連携、データ管理、AIエージェント管理など多彩な機能を搭載しています。このプラットフォームは、高いセキュリティを保持しつつ、クラウド、オンプレミス、ハイブリッド環境に対応した柔軟性を備えており、さまざまな業界で導入が進んでいます。
昨今、エンタープライズ企業においては、異なる部門同士での業務システムを連携することが求められています。Boomiは、これを支援するために独自の高性能AIによるサポート機能を各所に実装し、迅速な連携をサポートしています。
「kintone」の特長
「kintone」は、ITの専門知識がないユーザーでも、自社に特化したアプリを容易に作成でき、日々変化する業務ニーズに合わせた効率的な改善が可能なノーコード/ローコードツールです。日本国内においては、東証プライム上場企業の約44%が利用しており、38,000以上の企業に導入されています。幅広い業務改善や情報共有ツールとして活用されており、多様な業種でその利用が浸透しています。
ただし、他のシステムとのデータ連携には通常手作業や個別開発が必要となるため、より簡単に「kintone」と連携したいという声が増えています。Boomiはそうしたニーズに応え、「kintone」コネクターを開発しました。
新コネクターの特長
このコネクターは以下のような特長を備えています:
- - ファイル添付・取得機能:ユーザーは「kintone」上の文書や画像をアップロード・ダウンロードできる。
- - 大規模データへの対応:レコード取得時にリミットとオフセットを指定することで、大規模データを効率的に分割・処理できる。
- - アプリの拡張表示:100以上のアプリを一度に表示でき、ユーザーは利用可能な全アプリから選択可能。
- - 高度なクエリ機能:すべてのフィールドタイプや標準オペレーターを利用し、条件検索や並べ替えをサポート。
- - 堅牢なリトライ処理:ネットワーク中断時やAPIレート制限に対しても安定した接続性を維持。
- - 多様な認証方式に対応:OAuth2、Basic Authentication、API Keyに対応し、企業のセキュリティ要件に応じたアクセスを実現。
今後の展望
Boomiは「kintone」コネクターを通じ、企業間の業務効率化とデータの正確性向上を目指しています。この連携により、意思決定の迅速化や顧客対応力の強化に貢献することを期待しています。エンタープライズの業務をよりスムーズにするため、今後も技術革新を進めていく所存です。
会社概要
- - 社名:Boomi株式会社
- - 所在地:東京都渋谷区恵比寿1-18-18
- - 代表者:河野 英太郎
- - 公式サイト:Boomi公式サイト
Boomiは、AI駆動のオートメーション領域において世界をリードし続けています。全世界で25,000社以上の顧客および800社を超えるパートナーとともに、あらゆる企業のDX促進をサポートするため、引き続き邁進してまいります。