令和6年度年末年始の都営地下鉄利用状況
令和6年12月31日から令和7年1月3日の間、都営地下鉄は年末年始の特需により大いに賑わいました。特に初詣や初売りに向かう利用客で、期間中の乗降人員は合計で440万人に達し、前年同期比である4.8%の増加となりました。
利用状況の詳細
都営地下鉄全線の利用状況を振り返ってみると、各日の乗降人員は以下のようになっています。
日付 | 乗降人員(千人) | 前年同期比増減率 |
---|
-- | ---- | ------ |
12月31日 | 1,014 | 3.1% |
1月1日 | 1,023 | -1.8% |
1月2日 | 1,155 | 7.7% |
1月3日 | 1,208 | 9.7% |
合計 | 4,400 | 4.8% |
このデータからもわかるように、特に1月2日と1月3日に顕著な増加が見られ、初売りに向かう多くの購入客が利用したことが伺えます。
路線別乗降人員の分析
さらに、路線別の利用状況を分析すると、各路線の動きは以下の通りです。
路線 | 乗降人員(千人) | 前年同期比増減率 |
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-- | ---- | ------ |
浅草線 | 1,249 | 10.2% |
三田線 | 725 | 4.4% |
新宿線 | 907 | 4.2% |
大江戸線 | 1,519 | 1.1% |
特に浅草線の人数は前年と比較して10.2%も増加しており、年末年始の特需を実感させます。これは、国内外からの観光客や、伝統行事である初詣に向かう人々が多く利用したためと考えられます。
主な駅の乗降状況
また、主要駅の利用状況も注目に値します。以下に主な駅の乗降人員を示します。
駅名 | 乗降人員(千人) | 前年同期比増減率 |
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-- | ---- | ------ |
浅草 | 279 | 3.8% |
日本橋 | 107 | 12.1% |
東銀座 | 99 | 11.3% |
大手町 | 82 | 11.6% |
新宿 | 207 | 3.4% |
六本木 | 92 | 0.6% |
これらの結果から、特に日本橋や東銀座の増加率が目立ち、昨年に比べて顕著な成長を見せています。都市の活気を反映しているデータと言えるでしょう。
総括
令和6年度の年末年始の都営地下鉄の利用状況は、増加傾向にあり、都心への人の流れが活発であることを示しています。今後も、公共交通機関としての役割を果たし、ますます利用されることが期待されます。これにより、地域経済の活性化にも寄与することは間違いありません。利用者が安心して利用できる環境を整えることが、さらに大切になってくるでしょう。