建築革新の支援
2025-01-17 10:32:51

慶應イノベーションがDigitalArchiへ追加出資、建築現場への革新を促進

慶應イノベーションが行った新たな出資



2023年に設立されたスタートアップ、DigitalArchiが注目を集めています。慶應大学発のこの会社は、3Dプリント技術を駆使し、建築用のコンクリート型枠の製造に取り組んでおり、最近では慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)から追加出資を受けたことがニュースとなりました。

追加出資の内容と目的



KIIはDigitalArchiに対して、約3.5億円の追加出資を実施しました。この資金は、人材獲得や技術開発の加速に充てられる予定です。DigitalArchiは、特に建築現場やプレキャストコンクリート製造現場でのニーズを確認し、高品質で低コストの型枠を提供することを目指しています。

DigitalArchiの革新技術とは



同社の特徴は、3Dプリンタを用いた樹脂型枠の製造です。この技術により、複雑な形状のコンクリート型枠を短期間で低価格で提供できるため、業界の生産性向上に寄与しています。実際に設立から1年足らずで、多数のプロジェクトを受注しており、すでにその需要の根強さを証明しています。

KIIのビジョン



KIIは、主に慶應義塾大学の研究成果を活用したスタートアップに対する支援を行ってきました。2023年にはインパクトファンドも設立し、社会的課題を解決するための企業への投資を強化しています。「すべての人が健康で幸福な人生を達成できる社会」を実現するため、数々の革新的な技術を持つスタートアップの支援に取り組んでいます。

今後の展望



DigitalArchiは今回の資金調達を契機に、さらなる技術開発と人材強化を図り、建築現場における価値提供を一層進めていく予定です。この動きが業界全体に及ぼす影響は計り知れず、今後の展開が非常に楽しみです。KIIとDigitalArchiの連携により、建築業界のデジタル化は加速し、より効率的かつ持続可能な建設プロジェクトが実現することが期待されます。

このように、慶應イノベーション・イニシアティブによる支援は、将来のビジョンを持ったスタートアップにとって、重要なものとなることでしょう。DigitalArchiのような企業が成長することで、私たちの日常生活にも変化が訪れるのかもしれません。ぜひ注目していきたいですね。


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会社情報

会社名
株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ
住所
東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル10F
電話番号

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