本田屋が新市場に進出
2024-03-27 11:00:03

本田屋商店、メキシコ市場に自社ブランド米「HONDAYA-MAI」を輸出開始

本田屋商店株式会社が、メキシコ市場に向けて自社ブランド米「HONDAYA-MAI」の輸出を開始することが発表されました。このプロジェクトは、同社が私たちに新たな日本の米の楽しみ方を提案するものです。テキストで紹介された名前、「米でいいの田゛」がメキシコでは「HONDAYA-MAI」という名に生まれ変わります。この米は、優れた食味を持ち、現地の飲食店でも高い評価を得ています。

メキシコ政府は、2023年3月に日本からの米輸入を正式に解禁し、これによって日本米の需要が高まる環境が整いました。本田屋商店は、茨城県の株式会社百笑市場との提携を通じて自社ブランド米を輸出し、料理の質を向上させることを目指しています。 2023年7月には、JETRO主催の商談会で「HONDAYA-MAI」を実際に試食した現地のレストランオーナーや小売店の担当者たちからも好評を博し、早くもメキシコでの展開に期待の声が寄せられています。

「HONDAYA-MAI」は、メキシコの「GOEN FUJITAYA」というレストランチェーンに納品され、ここで日本のオーセンティックな料理とともに提供されます。これらのレストランは、食通のメキシコ人だけでなく、日本の食文化を体験する場所としても注目されています。商談会での反響を受けて、メキシコ市場での需要に応えるために、直営店舗で積極的に販売されていくことになるでしょう。

本田屋商店の取り組みは、米の魅力を現地に伝えるだけでなく、顧客に対する新たな食体験の創出も目指しています。米は、日本独特の形状や味を持っており、メキシコ市場ではその個性が特に重視されることでしょう。お米の品質向上を図りながら、本田屋商店はパートナーシップを大切にし、本物の日本食を追求しています。

メキシコのレストランオーナー、Encounter Japanの西側社長は、本田屋米を取扱うことに光栄を感じており、その美味しさが取引を決めた理由だと語っています。これからも本田屋商店と共に、新たな歴史を築いていく意気込みを見せています。さらに、Kazu's Kitchenのオーナーシェフ九本和氏も、日本米導入後に顧客から「お米がおいしくなった」との反響を得ており、日本米の需要が高まっていることを実感しています。

本田屋商店の米は、日本全国でも「米でいいの田゛」という名称で販売されており、今後はHONDAYA-MAIとしての認知度を高めていくことを目指しています。この米は、会津の特有の気候風土で育まれ、熟練した生産者たちが心を込めて作り上げています。その品質の高さや、ふんわりとした食感、甘みは、メキシコでも多くの人々に愛されることでしょう。 本田屋商店がメキシコ市場に進出することは、日本の米文化を広める新たな一歩であり、これからの展開に期待が寄せられます。

会社情報

会社名
本田屋商店株式会社
住所
福島県会津若松市中島町2-52
電話番号
0242-25-1778

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