ミシュランガイド東京2025での輝かしい成果
2024年10月22日に発行される『ミシュランガイド東京2025』では、東京・銀座に位置するフレンチレストラン「ロオジエ(L'OSIER)」が、7年連続で「三つ星」を獲得しました。これは「そのために旅行する価値がある卓越した料理」と評価された結果です。同じく「FARO(ファロ)」は、優れた料理を提供するレストランとして「一つ星」を5年連続で獲得しました。これにより、両店の高い評価と持続可能な取り組みが再評価されました。
ロオジエの魅力
1973年に開業したロオジエは、フランス語で「柳」を意味する「osier」にちなんで名付けられた高級フレンチレストランです。資生堂グループとして、美や文化を体現するという企業理念のもと、絶品のフランス料理を提供しています。エグゼクティブシェフ、オリヴィエ・シェニョンは、フランス人シェフとして3代目となり、伝統を守りつつも革新的な料理を生み出しています。最高品質の食材を使い、その独自の感性を生かして、繊細な味わいと食感の絶妙なハーモニーを実現しています。
店内は「白」「ゴールド」「透明感」をテーマにしており、9メートルの吹き抜けが開放感を与えます。さらには、優れたサービスとホスピタリティで、訪れるお客様から高い評価を得ています。また、同店ではSDGsへの配慮が強調されており、サステナブルな食材を選ぶなど、地球環境の保全にも力を入れています。
FAROの取り組み
一方、FAROは現代イタリアンレストランとして、銀座の資生堂ビルの10階に位置しています。ここでは、伝統的なイタリア料理と日本の豊かな食材、文化を融合させた新しいスタイルの料理を提供しています。特に力を入れているのは、ヴィーガン向けのコースです。これはただの食事ではなく、「美しく健康的な食生活」を提案するものです。
FAROもまた、持続可能な取り組みへの評価が高く、最高評価の5ラディッシュを4年連続で獲得しています。食材の調達に関しては、日本全国の生産者との繋がりを重視し、伝統工芸に基づいた食器やカトラリーを使用します。店内は和と洋が融合したエレガントなデザインで、昼夜で異なる雰囲気を楽しむことができます。
高評価をもたらしたシェフたち
ロオジエのエグゼクティブシェフ、オリヴィエ・シェニョンは、受賞に対する感謝の気持ちを語り、持続可能な農業の重要性を説いています。また、FAROの浜本拓晃シェフも、チームと共に環境への配慮と美味しさを両立させる努力を続ける意欲をアピールしました。
まとめ
『ミシュランガイド東京2025』での受賞は、ロオジエとFAROの絶妙な料理を証明するものです。両店が示す高いクオリティと持続可能な取り組みに注目が集まっています。この2つのレストランは、訪れる人々に特別な食体験を提供し続けることでしょう。ますます目が離せない存在になっています。