岡山大技術職員の未来
2024-11-14 22:04:22

岡山大学技術職員のキャリアパス~若手管理職が語る業務のやりがいと課題~

岡山大学技術職員のキャリアパス:若手管理職が語る業務のやりがいと課題



11月14日、東北大学で開催された技術職員コンソーシアム(TAMARIBA)と東北大学総合技術部、大学技術職員組織研究会による合同イベント「技術職員のキャリアパスを考える」で、岡山大学総合技術部設計製作・社会基盤技術課の堀格郎課長が講演を行いました。現地とオンライン合わせて181名もの参加者を集めたこのイベントは、技術職員のキャリアパス、組織化、研究基盤整備といった喫緊の課題を議論する場として注目を集めました。

若手管理職のリアルな声



堀課長は「現在活躍中の若手管理職から~技術職員組織の管理職業務とその本音、必要なサポートやスキル~」と題し講演を行いました。講演では、技術職員管理職が直面する現実的な課題や責任について、具体的な事例を交えながら解説。特に、日々の業務遂行に必要なスキルや、組織としてのサポート体制の重要性を力説しました。

キャリアパスの多様性と挑戦を後押しする環境



続くパネルディスカッションでは、管理職のやりがい、キャリアパスの新しい枠組み、ジョブローテーションや複線型人事制度の活用などが議論されました。堀課長は「技術職員組織の管理職は、やりがいがあり、面白く、可能性は無限大にある」と語り、若手管理職の役割の重要性とその魅力を参加者に伝えました。

岡山大学総合技術部では、職階を事務組織と揃えて増やすなど、職員が「マネジメントトラック」と「マイスタートラック」を柔軟に行き来できる「ダブルトラック制」を採用。職員一人ひとりが自身のキャリアをより多様に形成できる環境づくりを進めています。また、田村義彦部長の後押しもあり、若手管理職は新しいことに挑戦しやすい環境が整備されていると紹介。挑戦を支援する体制を整えることで、職員の自己成長を実感しやすくなると強調しました。

参加者からの反響と今後の展望



講演後、参加者からは堀課長の率直な意見や、キャリアパスに関する新たな提案に感謝の声が多数寄せられました。特に、ダブルトラック制など、従来とは異なるキャリアパスの枠組みには驚きと期待の声が多く聞かれ、参加者の今後のキャリア形成への関心の高さがうかがえました。

岡山大学総合技術部は、今回のイベントを契機に、大学や研究機関との連携強化を図り、地域社会への貢献、ひいては地球規模の課題解決に貢献していく考えを示しました。今後も、岡山大学総合技術部の取り組みから目が離せません。

まとめ



岡山大学総合技術部は、若手管理職の育成とキャリアパス支援に力を入れています。今回のイベントは、その取り組みの一端を示すものであり、技術職員のモチベーション向上、組織活性化に大きく貢献するでしょう。今後、他大学への波及効果も期待されます。


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