オンデマンド講座「ブレーンクリエイティブライブラリー 廣村正彰編」開講
株式会社宣伝会議は、新たにオープンしたオンデマンド講座「ブレーンクリエイティブライブラリー」の一環として、著名なグラフィックデザイナー廣村正彰氏による講座を開講しました。この講座では、「記憶と共感を形にする、サインデザイン論」がテーマです。デザインが持つ力を深く探求し、人々の心に響く作品を創造するための思考方法を学ぶことができます。
この講座の主な焦点は、サインデザインを用いて「わかる」と「共感」を生み出すための方法論です。廣村氏は、自身の豊富な経験を基に、幼少期の記憶や地域性から生まれる共感の重要性について伝えます。
講座概要
講座は以下の3つのパートで構成されています。
1.
サインデザインを考える要素
ここでは、デザインを作り上げる前に考慮すべき5つの要素を説明します。「わかる」とは何か、そして「何がわからないのか」を理解することによって生まれる気づきを探ります。
2.
共感のうつわ
人々が共通して持つ良い記憶を基にしたデザインの事例を紹介します。共感や愛着が育まれるそのヒントを得るためのアプローチです。
3.
観察と仮説の立案
建物や空間の意図を理解し、地域の歴史を学ぶことがデザインの基礎となります。観察から導き出される仮説を検証し、デザインを構築していく方法論を学びます。
また、デザインがもたらす「気づき」についても議論します。デザインは、情報を確実に伝えるだけでなく、共感や愛着といった感情を生む役割を担っていると廣村氏は強調しています。
廣村正彰氏のプロフィール
廣村正彰氏は愛知県出身で、1988年に自身のデザイン事務所を設立し、グラフィックデザインを中心に幅広い分野で活躍しています。国内外の様々なプロジェクトに関与し、実績としてはすみだ水族館や横須賀美術館、東京2020オリンピックに関連するピクトグラムの開発などがあります。他にも、多数のデザイン賞を受賞し、多摩美術大学や名古屋造形大学の客員教授として後進の指導にも注力しています。
クリエイティブライブラリーの意義
「ブレーンクリエイティブライブラリー」は、著名なクリエイターの知識や技術を次世代に継承するためのプログラムです。従来の書籍や専門誌に代わり、映像を用いた新しい形での学びを提供し、いつでもどこでも受講できる環境を整えています。これにより、次世代のクリエイターが新たな価値を見出す手助けをしています。
多彩なテーマにわたる講義を通じて、今後もクリエイティブ業界の第一人者からの知見を学ぶ場が広がることでしょう。興味のある方はぜひ、詳細を確認し、受講を検討してみてください。
詳しい情報は
こちらから。