SHIROが「薪火レストラン(仮称)」をオープン!
コスメブランドとして知られるSHIROが、北海道砂川市の「みんなの工場」内に、2025年春に「薪火レストラン(仮称)」をオープン予定です。
「みんなの工場」は、世界中から多くの人が集まり感動体験を持ち帰れる場所を目指し、2023年4月にオープンしました。この薪火レストランは、「みんなの工場」と共に構想していたプロジェクトの一つで、満を持して本格始動します。
「みんなの工場」はオープンから約1年で30万人の来場者を迎え、そのうち約25%が道外からの来場者という実績を誇ります。このレストランは、新たな観光客誘致にも貢献すると期待されています。
円錐形の屋根がシンボリックなレストラン
2024年7月には、「みんなの工場」の東隣に、薪火レストランが新築されます。
円錐形の屋根が特徴的なレストランは、「あたらしい“えん” がつくられること」を目指しています。
「えん」には、出会いの「縁」と、円形の建物の「円」の二つの意味が込められています。
レストランでは、薪火台を中心に、輪になって同じ薪火で調理された料理を同時に味わうことで、一体感を演出します。
木材をふんだんに使用した温かい空間
内装は、料理をつくる人と食べる人が一体になるような設計です。
円錐形の屋根は高く、炎や煙の上昇をやわらかく包み込みます。
建物には、北海道の木材を構造材から仕上げ材まで余すことなく使用することで、森の中にいるような温かい空間を実現します。
食材にもこだわって
敷地内には、料理に使う野菜や果物、ハーブなどを栽培する畑を設けます。
新鮮な食材をその場で収穫し、薪火で調理することで、素材本来の味を最大限に引き出します。
また、道内産の食材も積極的に使用し、このレストランでしか味わえないメニューを提供予定です。
建築家 鈴木理氏による設計
設計を手掛けたのは、鈴木理氏です。鈴木氏は、北海道産木材を活用し、居心地の良さ、本質的なデザインを追求する建築家です。
鈴木氏は、このレストランについて、「見知らぬゲスト同士が薪火を囲み、料理を楽しみながらゆったりと過ごすための、おおらかな器のような建築」を目指したと語っています。
五感を刺激する特別な空間
薪火レストランでは、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感を刺激する、特別な体験を提供します。
薪火が燃える音を聴きながら、目の前で調理される料理を眺め、香りを楽しみ、新鮮な食材の味を堪能できます。
SHIROの理念が詰まったレストラン
このレストランは、SHIROの理念である「自分たちが毎日使いたいものをつくる」を体現したものです。
SHIROは、コスメだけでなく、食や空間を通じて、人々の生活を豊かにしたいと考えています。
今後の展開
SHIROは、今後も「みんなの工場」や「MAISON SHIRO」など、地域活性化に貢献する取り組みを積極的に行っていく予定です。
この薪火レストランは、SHIROが目指す、食と空間の融合による感動体験を提供する場所となるでしょう。