広島のマイクロモビリティ実験
2025-12-26 12:50:06

広島大学での次世代マイクロモビリティ併用実証実験がスタート

広島大学での次世代マイクロモビリティ実験



広島大学が推進するスマートシティ共創コンソーシアム、略して「共創コンソ」が、次世代の電動マイクロモビリティを活用した実証実験を開始しました。この取り組みでは、BRJ株式会社が開発した自立走行のできるマイクロモビリティ『TOCKLE』が導入されています。

実験の目的


この実証実験の主な目的は、広島大学のキャンパス内や東広島市下見地区、JR西条駅エリアにおいて、学生や市民、観光客がより便利に移動できる環境を整えることです。また、移動に伴う利便性を高めることで、地域の持続可能な交通のモデルを構築することも目指しています。

実験の詳細


実証実験は二つのフェーズにわたって実施されます。まず、【Phase1】は11月2日から12月25日まで行われ、続いて、Phase1で得られた経験とデータをもとに運用を改善し、来春には【Phase2】が予定されています。

この試験には、2輪タイプと座って乗れる3輪タイプの計21台のTOCKLEが使用され、利用者は500円で12時間利用できるシステムを取り入れています。さらに、TGOアプリを通じての予約に関しては、初回の利用者向けに無料プロモーションも用意されています。特に注目すべきは、「ジオフェンシング機能」と呼ばれる技術が装備されているところ。この機能により、特定エリアで自動的に停止することで、安全性を向上させています。

スマートシティ共創コンソーシアムとは


共創コンソは、広島大学と東広島市が協力し、地域の教育、研究資源を結集して地方創生を促すために設立されました。幻のような「Town & Gown構想」と称されるこのプロジェクトは、大学と地域が互いに補完し合いながら持続可能な発展を目指すものです。現在、19社の民間企業が参加し、広島大学周辺におけるスマートシティの実現に向けて、多様な実証実験を進めています。

TGOアプリの概要


共創コンソが提供するTGOアプリは、地域の活動支援を目的とした便利なスマートフォンアプリです。地域イベントや生活に役立つ情報を簡単に取得でき、市民と地域についてより深く理解する手助けをしています。

他地域での導入実績


TOCKLEは既に多くの自治体での導入が進んでおり、東京都立川市や千葉県流山市、福岡市などでも活用されています。さらに、他にも多くの自治体が導入に向けた検証を行っています。

お問い合わせ情報


BRJ株式会社は、「人と街に感謝される未来の公共交通を創る」というビジョンを掲げており、地域交通の解決策を提供しています。社長の宮内氏は、物流業界での経験を生かし、安全を重視した取組みを進めています。興味がある方は、ぜひお問合せください。詳細な情報はこちらからご確認いただけます。


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会社情報

会社名
BRJ株式会社
住所
東京都港区北青山1-2-3青山ビル12階
電話番号
03-4500-1575

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