DICTの山本 晋也氏がHIC2024に参加
2024年8月5日から7日まで、オーストラリアのブリスベンにて開催された「Health Innovation Community 2024」(以下、HIC2024)に、DICT(Design, Innovation, Co-Creation, Technology)創設者であり代表の山本晋也が、THT(Talking HealthTech)のアンバサダーとして参加・登壇しました。HIC2024はアジア太平洋地域で最大級のデジタルヘルスカンファレンスで、アカデミアや産業、政府、臨床現場、消費者など各界のリーダーが集まり、新しい社会基盤構築のための国際的な議論が交わされました。
HIC2024の意義と内容
HIC2024は、「The Australasian Institute of Digital Health」によって主催され、最新のデジタルヘルスの技術と革新が紹介されました。このカンファレンスでは、デジタルヘルスの未来に向けた様々なアイデアやプロジェクトが発表され、特にコミュニティ主導のイノベーションが強調されました。
山本氏は、HIC2024の会場にて多くのセッションに参加し、その中でも特に「community driven innovation」に関する内容に興味を持ちました。政府機関や大学もコミットメントを持って参加しており、今後のヘルステクノロジーの発展に期待が寄せられました。
オーストラリアの多様性と独自の進化
現地でのセッションを通じて、山本氏はオーストラリアならではの多様性を実感し、独特の文化がデジタルヘルスの進化に寄与していることを感じました。特に、欧米とは異なり、ガラパゴス的な進化を遂げている点に注目し、そこから生まれる新たなトレンドを目の当たりにしました。
科技の進展と時代の変化
HIC2024では、大規模な言語モデル(LLM)など、先端技術についての議論も豊富に行われました。これらの技術がヘルステクノロジーにどのように応用されるかについては、各セッションで活発な議論が交わされました。また、web3やDAO(Decentralized Autonomous Organization)といった新しいアプローチも徐々に浸透していることに、山本氏は時代の変化を強く実感したと述べています。
DICTとは何か
DICTは、2022年に日本で創設された社会起業家の山本晋也によるコミュニティです。web3やDAOを活用した共創イノベーションを目指すこの団体は、ヘルスケア・テクノロジーの分野での新たな取り組みを推進しています。
本拠地は東京都渋谷区に位置し、神奈川県三浦市、沖縄県宮古島市、山梨県富士吉田市、兵庫県豊岡市などに拠点を持っています。今年、先進的なヘルステクノロジーメディアであるTHTに日本初のメンバーとして加入したことを受け、業界での影響力をさらに強化しています。
最後に
山本氏はHIC2024参加後、多くの学びと今後の将来に向けた大きな期待を抱いているとのこと。デジタルヘルスの世界が日々進化する中、今後の活動にも注目が集まります。