秩父での新観光事業
2025-03-31 15:32:50

秩父エリアにおける持続可能なインバウンド観光の新たな試み

秩父エリアにおける持続可能なインバウンド観光の新たな試み



秩序あるインバウンド観光推進委員会が新たに活動を開始し、初めてのプロジェクトとして埼玉県秩父エリアを選定しました。この委員会は、公共政策調査機構(RIPP)が立ち上げたもので、近年急成長を遂げている訪日インバウンド観光の質的向上に焦点を当てています。特に、地域特有の文化や自然を大切にしながら、持続可能で秩序ある観光づくりを目指しています。

インバウンド観光の新しい形


インバウンド観光の顔と言えるこの取り組みでは、著名インフルエンサーとの協力を通じて、秩父の魅力を国内外に伝えることを目的としています。このエリアは、豊かな自然と歴史文化、多様な観光資源を擁しているため、大きなポテンシャルを秘めています。

秩父は首都圏からのアクセスが良好であり、まだ開発途上のインバウンド観光としての受け入れ体制が整いつつあります。観光資源がもたらす魅力を情報発信することによって、訪問者の地域理解を深め、円滑な人々の交流を促進します。

プロジェクトの核となる活動


本プロジェクトでは、2025年4月1日から4月3日まで実施される取材活動の予定があり、著名インフルエンサー二名が秩父の各地を巡ります。

主な取材スケジュール


1日目(4月1日)には、長瀞エリアの桜名所巡りや、老舗旅館「長生館」の訪問が予定されています。2日目(4月2日)には、秩父市内のレトロな街並みを散策し、地元特産のいちご狩り体験を行います。最終日(4月3日)には、秩父ファームステイでの農村体験を通じて、地域交流を深める予定です。

このプロジェクトでは、中国出身のインフルエンサーである雷 国悦氏と付 玉蒙氏の二名が参加し、それぞれ日本の文化や観光地を発信します。特に雷氏は、トリリンガルであり日本の最新トレンドを中国のフォロワーに伝えることに定評があります。付氏は元アナウンサーとして、親しみやすくリアルな日本の魅力を伝える役割を担います。

地域との連携


この取り組みは、秩父市産業観光部と地域おもてなし観光公社の協力のもと進められます。インフルエンサーが来た際には、市の公式キャラクター「ポテくまくん」がお出迎えし、地域の温かさと魅力を強調します。また、発信言語は中国語が予定されており、国内外からの訪問者へのアプローチを強化します。

持続可能な観光の実現に向けて


秩序あるインバウンド観光推進委員会の設立は、質の高い観光体験の提供を目指す重要な一歩です。この取り組みが、日本を訪れる外国人にとって有意義な体験を提供することを期待しています。さらに、観光資源の持続可能な利用や地域との調和を尊重する観光モデルの確立を目指して、今後も様々な活動を展開していく予定です。これによって、オーバーツーリズムの問題の解決や、文化交流の促進が図られるでしょう。

この活動が、秩父エリアのみならず全国的なインバウンド観光の質向上につながることを心より期待しています。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人公共政策調査機構
住所
東京都港区三田三丁目1―23メザキビル3F
電話番号

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