オープンソースノーコードツール「Pleasanter」の魅力と活用法を解説

「Pleasanter」に関する入門書が登場！

デジタルトランスフォーメーション（DX）が推進される中、多くの企業や自治体で導入が進んでいるノーコード開発ツール「Pleasanter」。

このソフトウェアは、プログラミングスキルを持たない人でも業務システムを簡単に開発できるオープンソースのソリューションです。株式会社インプリムが開発し、メンテナンスも行っているこのツールは、C#で記述された.NETのWebアプリケーションとしての機能を持っています。

実際に大手企業や自治体でも多くの導入実績があり、商用利用も可能なため、ライセンス費用を気にせず利用できるのが大きな魅力です。

本書について

最近発売された『入門プリザンター』は、同ツールの開発者である内田太志氏によって執筆された、初めての解説書です。本書では、プリザンターの特徴や利用方法を分かりやすく解説しており、多くのカラー画面を使用して操作方法を示しています。導入事例には、株式会社りそな銀行や岐阜県、本田技研工業株式会社が紹介されており、実際の活用方法が具体的にわかる内容となっています。

構成と内容

本書は大きく分けて導入編、入門編、応用編の三部構成です。

導入編

- Chapter 1: プリザンターの概要
- Chapter 2: プリザンターの活用事例
- Chapter 3: プリザンターの環境準備

この部分では、まずプリザンターの基本的な機能や利用する利点を説明します。

入門編

- Chapter 4: プリザンターの基本操作
- Chapter 5: 顧客情報と商談管理アプリを作る
- Chapter 6: 資産管理と棚卸しアプリを作る
- Chapter 7: 稟議申請アプリを作る

入門編では、具体的なアプリケーションを実際に作成する手順を詳しく解説。初心者でも手軽に操作できるように配慮されています。

応用編

- Chapter 8: ユーザ認証とアクセス制御
- Chapter 9: 開発者向け機能とシステム間連携
- Chapter 10: 便利な機能

応用編では、さらに専門的な機能や利用法について紹介し、開発者向けの知識も盛り込まれています。

著者プロフィール

内田太志氏は、株式会社インプリムの代表取締役社長で、システムエンジニアとしてのキャリアを持っています。彼は大手IT企業での経験を経て、2016年にプリザンターのファーストバージョンをリリース。その後独立し、プリザンターの機能強化とパートナー企業との連携に尽力しています。彼の目指す「マネジメント快適化」の理念のもと、業務効率化やDX推進のために、さらなるエコシステムの拡大に取り組んでいます。