30代でやっておけばよかったこと、後悔していることとは?ミドル世代1500人の声から学ぶ
エン・ジャパン株式会社が運営するミドル世代向けの転職サイト「ミドルの転職」は、35歳以上のユーザー1580人を対象に「30代のうちにやっておいてよかったこと、やっておけばよかったこと」に関するアンケート調査を実施しました。その結果、30代で後悔していることとして最も多かったのは「語学力習得」でした。40代以上の84%が、30代でキャリアにおいて後悔している経験があると回答しており、その中でも語学力習得を後悔する声が目立ちました。
一方、「30代のうちにやっておいてよかったこと」として最も多かったのは「マネジメント」でした。40代以上の79%が、30代の経験が40代以降のキャリア構築に役立ったと感じており、その中でもマネジメント経験は多くの人のキャリアにプラスの影響を与えていることが明らかになりました。
語学力はなぜ後悔ポイントに?
調査結果によると、語学力は転職時の報酬基準に大きく影響するだけでなく、海外赴任など、将来的なキャリア選択肢を広げる可能性を秘めているという意見が多く見られました。40代になってから語学学習を始めたものの、年齢的なハンデを感じて海外赴任を諦めたという声も寄せられています。
マネジメント経験はキャリアアップの礎に
マネジメント経験は、部下の育成や転職後のポジション獲得に有利に働くだけでなく、自身の課題に早期に気づく機会を提供してくれるという声が多く見られました。30代でマネジメント経験を積むことで、リーダーシップやコミュニケーション能力を磨くことができ、40代以降のキャリアアップに大きく貢献すると言えるでしょう。
キャリアを考える上で重要なこと
調査では、30代でキャリアを考える上で重要なこととして、「明確なイメージを持つこと」と「自分のキャリアの責任は自分にあると捉えること」が同率でトップとなりました。自分のやりたい仕事やキャリア像を明確にイメージすることで、主体的に行動し、最短で目標達成に近づけることができます。また、会社に頼るのではなく、自分自身のキャリアに対する責任を自覚することで、長期的なビジョンを持ってキャリアを築き、変化に対応できる能力を身につけることができるでしょう。
30代で後悔しないために
今回の調査結果から、30代はキャリア形成において重要な転換期であることが分かります。後悔しないためには、自分のキャリアに対する明確なビジョンを持ち、積極的に行動することが大切です。語学学習や資格取得、マネジメント経験など、将来のキャリアに役立つスキルや経験を積極的に積むことで、自信を持って40代以降のキャリアを歩むことができるでしょう。
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まとめ
30代はキャリア形成において重要な転換期です。今回の調査結果を参考に、自分のキャリアに対する明確なビジョンを持ち、積極的に行動することで、後悔のないキャリアを築きましょう。