ネクスウェイ、ハンズに「店舗matic」を導入
1. 概要
株式会社ネクスウェイが運営する「店舗matic」は、流通や小売業、そして飲食業向けの新しいコミュニケーションツールです。このシステムが、株式会社ハンズの84の店舗に導入されることが決定しました。今回の導入は、業務におけるコミュニケーションを一元化し、クオリティの高い接客や売場づくりに集中できる環境を整えることを目的としています。
2. 「店舗matic」のメリット
「店舗matic」は、本部から店舗間の指示伝達や情報共有を円滑にするためのクラウドサービスとして設計されています。本部が行うべき指示や報告事項が一元化され、各店舗のスタッフが必要な情報を迅速に取得できるようになります。このシステムを導入することで、今まで本部がメモやメールで行っていたコミュニケーションが一つのプラットフォームに集約され、業務の効率化が図れるのです。
3. ハンズが抱える課題
ハンズは、住まいと住生活、手作り関連製品などを扱う総合専門小売業ですが、業務の現場では以下のような問題を抱えていました。
指示呼びかけの流れや作成方法がわかりにくく、それが結果として業務の遅延や漏れを招いていました。
特に店舗内のタスクや進捗状況の共有が難しく、非効率な運用が発生していました。
4. 「店舗matic」の導入理由
ハンズは「店舗matic」を導入することに決定しました。それは、以下の利点があるためです。
この機能では、現在誰がどんな作業をどこまで進めているのかがリアルタイムで確認でき、店舗スタッフ間の効率的な引き継ぎが可能になります。
今日のタスクが自動的に整理され、シンプルで直感的に一覧表示されるため、情報の検索も容易になります。
5. 導入プロジェクトの進行
2025年6月から「店舗matic」の導入プロジェクトは始まり、なんと延べ1,000名が参加する説明会が行われました。全従業員約2,000名が利用するシステムということで、全社的な取り組みが進められました。このような段階を踏むことで、現場からの意見を取り入れながら、業務改革への認識の向上が図られました。
6. 期待される導入効果
ハンズでは「店舗matic」により、以下の効果を見込んでいます。
店舗業務の進捗やアンケートの回答管理がスムーズになることで、本部と店舗間のコミュニケーションが活性化します。
具体的には、期限が迫っているタスクがトップページに一覧化されるため、作業漏れが減少し、効率的な業務運営が実現します。
7. ハンズのコメント
ハンズの店舗オペレーション推進部の鈴木美和氏は、「店舗スタッフが接客や売場づくりに専念できる環境を整えたかった」と、導入の背景を述べています。また、使いやすさと機能の充実が、新システム導入の大きな要因であったと語ります。
8. 今後の展望
ネクスウェイは、今後もチェーンストア企業の様々なニーズに応え、本部・店舗間のコミュニケーションを改革に貢献していく予定です。「店舗matic」の導入により、ハンズの顧客満足度や業務効率が向上することが期待されています。
詳細については、
こちらの記事をご参照ください。