自然共生サイト認定
2024-10-29 13:55:07

養老の森、環境省認定の自然共生サイトに選ばれた意義と展望

養老の森、自然共生サイトに認定



一般社団法人養老の森(所在地:山梨県南都留郡道志村5964 / 代表理事:養老孟司)は、2023年10月21日に環境省から「自然共生サイト」として認定されました。この認定は、養老の森の持続的な活動が評価された結果であり、これを機にさらなる活動の充実を図っていきます。

自然共生サイトとは



自然共生サイトは、生物多様性の保全に向けて民間の取り組みによる成果が認められた場合に国が認定する区域です。この認定は、これまでの養老の森が目指してきた「民間の力を活かした生態系の保護」への評価でもあります。養老の森を訪れる人々に自然の大切さを広めていくことを通じて、次の世代へとその理念を受け継いでいきたいと考えています。

30by30目標の重要性



国際社会においては2030年までの「ネイチャーポジティブ」を目指し、「30by30」目標が掲げられています。これは、陸地と海の30%以上を効果的に保全していくというものです。養老の森は、その実現に向けての取り組みを今後100年にわたって展開していくことを目指しています。

養老の森の取り組み



養老の森は、「森に還る、街から山へ参勤交代」という理念のもと、自身の活動を通じて自然教育と地域の活性化を図っています。例えば、子どもから大人まで楽しめる自然観察会や農山村体験イベントを定期的に開催しています。これにより、参加者が自然と触れ合いながらその価値を再認識する機会を提供しています。

また、昆虫のモニタリングや植物の保護活動など、自然環境の維持に向けた地道な取り組みも進めています。特に、自然観察イベントは多くの参加者を集め、自然との関わりを深める良い機会となっています。

自然環境の保全と教育



養老の森では、間伐や植林などを通じて森林の健康を保つ活動も行っています。この活動は、自然環境の保全に寄与するだけでなく、訪問者にとっても価値のある体験を提供しています。地域の特産物を活かした食道体験や文化芸能の継承活動も積極的に行なっており、自然と共に生きる新たな暮らし方の提案をしています。

今後の展望



養老の森は、自然共生サイトの認定を機に、さらに多くの人々にその活動と理念を広めていくことを目指しています。2024年には、10周年を迎えることを記念した特別イベントも計画しています。この期間を通じて、多方面からの知見を生かしつつ、森の重要性を伝える新しい活動も展開していくつもりです。

養老孟司氏は、「理想の森を皆で作り上げていくことが重要であり、今後も皆と協力し、持続可能な自然環境を育てていきたい」と語っています。養老の森は、その名の通り、次世代へと自然の豊かさを引き継ぐ架け橋となることを目指しています。

まとめ



新たな時代に向け、養老の森は生物多様性保全の重要性を訴え、地域とのつながりを強めながら活動を続けていきます。今回の「自然共生サイト」の認定は、その道をさらに広げる一歩として捉えています。養老の森の未来にご期待ください。


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会社情報

会社名
一般社団法人 養老の森
住所
山梨県南都留郡道志村5964
電話番号

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