食品加工ラボ誕生
2021-11-15 13:41:41
食品加工技術を習得しオリジナル商品を生み出す新たな挑戦
食品加工技術を活かした新プロジェクト
株式会社キースタッフが、食品加工技術を学ぶための新しい施設「food innovation tokyo」を設立するため、クラウドファンディングを始めました。これは、オリジナル商品を製造できる技術を持つ人材を育成する目的で、全国の飲食店や農業者といった食産業の方々を支援するものです。
プロジェクトの背景
これまで地方を中心に食品加工の開発支援をしてきたキースタッフですが、コロナウイルスの影響で対面でのセミナーが少なくなり、多くの飲食店や製造業者が厳しい状況に直面しています。特に、都内で展開していた飲食店が昨年末に閉店を余儀なくされ、地域の食材を生かす場が失われつつあるのが現実です。
そんな中で、キースタッフは「オリジナル商品を作りたい」との声に応える形で、このプロジェクトを立ち上げることを決意しました。地域資源を活用しながら食品加工技術を学び、少量から商品を製造できる施設があれば、全国の食に関わる人々にとって大きな支えとなるでしょう。
食品加工ラボの設立について
新たに設立する「food innovation tokyo」では、キースタッフが持つ「加工食品開発」と「人材育成」のノウハウを基に、参加者は実践的な技術を学びながら自身のオリジナル商品を製造することができます。具体的には、密封包装食品、惣菜、菓子などの製造業に必要な営業許可を取得し、安全に商品を作る環境を提供します。この食品加工ラボは、単なる技術学習の場ではなく、食に興味を持つすべての人が集まるコミュニティの場としても機能することを目指しています。
クラウドファンディングの詳細
クラウドファンディングは「CAMPFIRE」というプラットフォームで実施されており、2021年10月からプロジェクトがスタートしました。目標は、多くの方にこのラボの利用を促し、共に食文化を育む取り組みです。プロジェクト参加者は、リターンとして、食品加工ラボの利用権や特別講座への参加権を受けることができます。これにより、食に対する知識をさらに深め、実践を通じて技術を習得することが可能です。
また、2021年12月にはオンラインイベント「food innovation meeting」を開催予定で、食品加工に携わる方々が参加し、食の現状と将来について意見を交換する場となります。このイベントは、農業者、飲食業の方々のみならず、一般の消費者にも開放されており、広く食に対する理解を深める機会になると期待されています。
株式会社キースタッフの紹介
株式会社キースタッフは、1998年に設立され、地域資源を生かした加工食品の開発を専門としています。また、農業者と食品メーカー、小売業者を結ぶコンサルティングも行い、全国を巡りながらセミナーを開催しています。また、地域の加工施設や農家レストランの立ち上げを支援するなど、食品業界全体の活性化を目指しています。東京都中央区に本社を構える同社は、今後も地域に根ざした取り組みを続けていくでしょう。
まとめ
食品加工技術を学びながらオリジナル商品を生み出す。この新しい取り組みは、食文化を支える人々にとって必要不可欠な場となるでしょう。参加を通じて、地域や食の未来を共に考え、より豊かな食体験を創出する機会を手に入れましょう。興味のある方は、ぜひCAMPFIREのプロジェクトページを訪れてみてください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社キースタッフ
- 住所
- 中央区八丁堀3-6-4 トーエイビル中央区八丁堀3-6-4 トーエイビル
- 電話番号
-
03-6262-8188