AsiaRFの新IoTソリューション
2023-09-19 10:44:25

AsiaRF、MWCラスベガス2023で革新的なWi-Fi HaLow IoTソリューションを発表

AsiaRF、MWCラスベガス2023で画期的なWi-Fi HaLow IoTソリューションを発表



台湾を拠点とするワイヤレス通信企業、AsiaRF社は、2023年9月、MWCラスベガス2023での世界初となるWi-Fi HaLow対応IoTソリューションの発表を予告しました。1996年創業のAsiaRF社は、長年に渡りワイヤレス通信技術の最前線で活躍しており、今回の発表は同社の技術力の高さを改めて示すものと言えるでしょう。

最大1kmの通信範囲と超低消費電力



AsiaRF社の開発したWi-Fi HaLowゲートウェイAP7688-WHMは、モースマイクロ社のMM6108チップを採用。最大1キロメートルという驚異的な動作範囲と、超低消費電力を両立させています。この製品は、Wi-Fiアライアンスから世界初のWi-Fi HaLow CERTIFIED最終製品承認を取得しており、その高い信頼性と技術力が証明されています。

幅広いアプリケーションに対応するソリューションシリーズ



発表されるソリューションシリーズには、ウェアラブルデバイス、屋内・屋外用のゲートウェイ、そしてDIY向けのキットが含まれています。これらの製品は、スマート農業、産業オートメーション、ヘルスケア、インテリジェント輸送など、多様な分野での活用が期待されています。低消費電力と広範囲なカバーエリアを活かし、従来のIoTソリューションでは対応が難しかった環境でも活用が可能になるでしょう。

MWCラスベガス2023での展示



AsiaRF社は、MWCラスベガス2023のThe HUB Startupブース(1712と1714)にて、新製品のデモンストレーションを行う予定です。来場者は、AsiaRF社の技術担当者から直接説明を受けたり、製品の動作を確認したりすることが可能です。パートナーシップの機会についても協議できる場が設けられるとのことです。

Wi-Fi 6Eモジュールも展開



AsiaRF社は、Wi-Fi HaLowだけでなく、MediaTek(MTK)社のチップを搭載したWi-Fi 6EモジュールAP7916-NPDも提供しています。トライバンド対応により、高速で低遅延な通信を実現し、次世代ワイヤレス機器や企業ネットワークへの展開が期待されます。

グローバルなパートナーシップ



AsiaRF社は既に複数のグローバル企業とパートナーシップを締結しており、今後更なる提携拡大を目指しています。詳細な情報は、公式ウェブサイト(https://asiarf.com/)で確認できます。

各社の概要



AsiaRF社: 1996年設立。ワイヤレス接続ソリューションのリーディングカンパニー。IoT技術の普及と利便性向上に貢献。

モースマイクロ社: 2016年設立。世界最大級の独立系Wi-Fi設計チームを有し、IoT分野における次世代コネクティビティを推進。

MediaTek社: 世界的なファブレス半導体企業。モバイル機器、ホームエンターテインメント、IoTなど、幅広い分野に製品を提供。

まとめ



AsiaRF社のWi-Fi HaLow IoTソリューションは、その優れた性能と多様な用途から、IoT市場に大きなインパクトを与える可能性を秘めています。MWCラスベガス2023での発表が、今後のIoT発展の大きな転換点となるかもしれません。

会社情報

会社名
AsiaRF Co., Ltd.
住所
No. 176, Yongzhen Rd, Yonghe District, New Taipei City, Taiwan
電話番号

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