未来の介護を考える展示『2030年から問う介護』の開催について
株式会社ブライト・ヴィー(名古屋市本社、社長:飯田友一)は、SOMPOケア株式会社が運営する「Future Care Lab in Japan」において、2024年9月2日から展示を行います。この展示では未来の介護事業モデル『2030年から問う介護』の中で、「職員が記録しない介護記録」をテーマにしたモックアプリを紹介します。このアプリは、介護業界が求める実用的な介護記録とは何かを議論するためのもので、業務時間を削減することを目指しています。
共同開発の背景
ブライト・ヴィーとFuture Care Labは、2021年11月から介護現場に必要なICTについて協議を続けてきました。「介護記録は誰のためのものか?」や、「記録内容は本当に必要なものか?」といった本質的な疑問に取り組み、介護業界が求める記録の在り方を考えています。これらの課題意識から、Future Care Labの展示活動としてモックアプリの開発が進められました。
展示の特徴
施設の介護職員からヒアリングを行い、記録するための業務時間を最低限に抑えるために設計されたこのモックアプリは、センサーデータなどを活用した自動記録化の仕組みを想定しています。このアプリの展示を通じて、現場が本当に必要とする介護記録についての議論が促進されることを期待しています。ブライト・ヴィーは、持続可能な介護の実現を目指して、データ連携プラットフォーム「ケアデータコネクト」や「ケアズ・コネクト」を提供しており、介護現場の課題克服に取り組んでいます。
2030年からの介護のあり方
Future Care Lab in Japanでは、「2030年にどのような介護現場を目指すべきか」という問いをテーマに、4つの模型の展示が行われます。介護事業者が自社のサービスをどのように改善できるか考える機会として、この展示を有効活用してほしいと願っています。
展示概要
- - 開始日:2024年9月2日(月)
- - 場所:Future Care Lab in Japan、東京都品川区
- - 入場料:無料(要事前予約)
- - 対象:介護サービス事業者 ※経営層と現場職員が3人以上での来訪を推奨
- - 事前予約:公式ウェブサイトから来場予定日の2週間前までに申し込み
展示には、介護記録に関する議論を深めるための共同開発モデルも準備されています。
共同開発の模型
1.
介護施設の可能性~開かれた介護施設へ~
- 共同開発:国立大学法人東北大学、プラナス株式会社
2.
快適な暮らしを考える~趣味や団らんの場にもなる居室~
- 共同開発:パラマウントベッド株式会社
3.
職員が記録しない介護記録
- 共同開発:株式会社ブライト・ヴィー
4.
負担を軽減しながら働ける職場環境
- 共同開発:社会福祉法人若竹大寿会
まとめ
この展示が、介護業界の技術革新のきっかけとなり、持続可能で質の高い介護サービスの実現に寄与することを期待しています。介護現場の未来を一緒に考え、より良い介護の形を探求していくこの機会を、ぜひご利用ください。