ベスタクト®、DigiKeyでの販売を開始!
福岡県に本社を構える株式会社ベスタクト・ソリューションズは、安川電機グループの一員として、業界でも特に注目されているハイパワーリードスイッチ「ベスタクト®」の販売を、世界的な電子部品のオンラインディストリビュータDigiKeyを通じて開始しました。この新しい販売契約がもたらす利点は、短納期での少量購入が簡単になったことです。
ベスタクト®の特長とその価値
ベスタクト®のリードスイッチは、特に業界最大の通電容量である10〜13Aを誇ります。この高通電は、リレーや近接センサ、レベルセンサ、フロートスイッチなど、高い電流を必要とする用途に最適です。また、従来のリードスイッチに比べて、サイズが約18%小型化された155Wの接点容量を実現し、さらには微小負荷や誘導負荷にも対応可能です。
以下の特長により、ベスタクト®は多様な電子機器に利用されています。
- - ドライリードスイッチとして業界最大の10〜13A通電(他社の約2〜5倍)
- - 最大150Wの接点容量で、サイズが縮小
- - 微小負荷や誘導負荷にも対応する多様性
これにより、リレーやスイッチ、センサなどの電子機器の接点部への採用が進み、その結果としてデバイスのハイパワー化や小型化を実現しています。特に誘導負荷機器、例えば電磁バルブなどにおいて、これまでのリードスイッチでは開閉が不可能でしたが、ベスタクト®により直接的な開閉が可能となりました。これにより、リードスイッチを内蔵する機器の新たな用途展開が期待されています。
ベスタクト®が選ばれる理由
現在、ベスタクト®は高い信頼性が求められる鉄道や電力、鉄鋼といった業界で、半世紀近くにわたり使用されています。これらの業界では、人命に関わる重要な設備や、確実なスイッチングが求められる産業機器など、厳しい条件が設定されています。
選ばれ続ける要因は、ベスタクト®の独自のツイン接点構造にあります。この構造は、磁気接極部と接点部を分離しているため、アーク放電による遮断ではなく、短い遮断時間で接点の消耗も少ないグロー放電による遮断が実現できます。これにより、長寿命化と高信頼性が両立され、最大時定数100msの誘導負荷機器でも直接開閉可能な点が評価されています。
詳細な製品情報は、解説資料「ベスタクトとは」で確認できます。サンプル要求やお見積りに関するお問い合わせも、公式サイトから簡単に行うことができます。
DigiKeyとは
米国ミネソタ州に本社を置くDigiKeyは、電子部品やオートメーション製品の分野で高い評価を受けており、全球的なリーダーとして知られています。DigiKeyでは、3,000社以上のクオリティブランドメーカーから、1,590万点を超える部品を提供。このネットワークを活かし、エンジニアや設計者、購買担当者を支援するための豊富なデジタルソリューションや効率化ツールを揃えています。 詳細は公式サイトにてご確認ください。