SIP第3期およびBRIDGE量子関連施策連携シンポジウム2024
2024年10月29日、量子科学技術研究開発機構(QST)が主催する『SIP第3期「先進的量子技術基盤の社会課題への応用促進」とBRIDGE量子関連施策連携 公開シンポジウム2024』が開催されます。会場は東京都千代田区のイイノホールで、現地参加とオンライン参加のハイブリッド形式となります。このシンポジウムの目的は、量子技術の社会実装を推進し、最新の研究開発状況を広く一般に紹介することです。
シンポジウムの概要
シンポジウムは午後1時から始まり、午後5時まで開催される予定で、ポスターセッションは午後6時まで行われます。定員は会場500名、オンライン500名の先着順。参加費は無料で、幅広い方々の参加を歓迎しています。
参加登録は、公式ウェブサイトから行うことができます。取材希望の方は、10月22日までに事前の連絡が必要です。
SIPとBRIDGEの概要
SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)は、内閣府が推進する国家プロジェクトで、科学技術の分野を超えた研究とイノベーションを促進することを目的としています。一方、BRIDGE(研究開発とSociety 5.0との橋渡しプログラム)は、特に量子技術に関連した研究開発を進め、社会課題の解決に役立てることを目指しています。
発表内容
今年のシンポジウムでは、SIP3量子とBRIDGE量子関連施策の二つの主要なプログラムについて、それぞれの事業概要、研究の進捗状況、そしてイノベーションに関するトークセッションが行われる予定です。
また、参加者同士が直接交流できるポスターセッションも設けられ、研究者たちが自らの成果を発表します。このセッションは量子技術やその社会実装に対する関心を持つ方々にとって、情報交換の絶好の機会となるでしょう。
プログラム詳細
シンポジウムの具体的なプログラムには、開会挨拶や事業概要の説明に続き、各サブディレクターによる成果報告があります。例えば、量子コンピューティング、量子セキュリティ、量子センシングに関する最新の研究内容が詳しく報告されます。
また、特別セッションとして「量子分野におけるイノベーションとダイバーシティ」に関するトークセッションも予定されています。多様な視点からの意見を交換し、新たなアイデアを生み出す貴重な場となるでしょう。
最後に
量子技術は今後の社会において極めて重要な役割を果たすと考えられています。SIP3およびBRIDGEの活動を通じて、量子技術の実用化が進むことが期待されます。このシンポジウムが多くの人々にとって、量子技術への理解を深め、活用への第一歩を踏み出す機会となることを願っています。
詳細情報や参加申し込みは、こちらの公式ウェブサイトからご確認ください:
SIP3シンポジウム2024公式サイト