那覇市救急革新
2025-03-18 14:29:32

那覇市にてNSER mobileが救急サービスを革新、2025年運用開始

那覇市の救急サービスが2025年新たな時代へ



2025年4月1日、沖縄の那覇市で、TXP Medicalによる「NSER mobile」が本格的に運用を開始します。このシステムは、救急搬送の効率化を図り、さらにはEBPM(エビデンス・ベースド・ポリシー・メイキング)の実現を目指しています。これにより、これまで救急隊が行っていた煩雑な書類作成もデジタル化され、作業の効率が大きく改善されます。

新たな救急搬送支援システム「Nser-NET」とは



那覇市が導入する「Nser-NET」(エヌサーネット)は、救急搬送をよりスムーズにするための新しいシステムです。これまで多くの地域で運用されてきたNSER mobileの導入は、那覇市での運用が8例目となります。

背景には、救急出動件数の増加があります。特に「保留事案」と呼ばれる、全救急隊が出動するが新たな要請には応えられない状態や、現場での滞在時間が長くなることが問題視されていました。そこで、2024年の春に行われた実証実験では、NSER mobileを用いることで、現場活動の時間が短縮され、病院への紹介もスムーズになるという結果が示されました。

デジタル化による業務効率化



NSER mobileの導入により、救急隊は現場での情報をタブレットを通じて医療機関とリアルタイムで共有することが可能になります。これにより、手書きの書類作成という二重作業が解消され、業務負担が軽減されます。さらに、病院側もデジタル情報を受信することで、搬送準備を迅速に行えるようになります。

また、那覇市消防局では、事務作業の効率化も同時に進めるため、OAシステムとの連携も開始。これにより、さらなる業務の効率化が期待されています。

NSER mobileが描く未来の救急医療



NSER mobileは、救急の現場と搬送先の医療機関とのコミュニケーションを円滑にし、業務の効率を高めるために開発されたツールです。救急車に搭載されたタブレットを使用して、患者の情報を迅速に病院に送信し、医療機関は受入準備を整える時間を大幅に短縮できます。これにより、搬送業務がスムーズになり、患者への適切な対応が可能になります。

今後、那覇市では「NSER mobile」を用いた医療データの一元管理が進み、救急搬送から報告書作成、事後検証に至るまで、全ての業務がデジタルプラットフォーム上でスムーズに行われることを目指しています。

TXP Medicalについて



TXP Medicalは、「医療データで命を救う」をミッションに掲げるスタートアップ企業で、全国の医療機関に次世代の医療インフラを提供しています。彼らの基幹システムは79箇所の大病院で利用されており、41地域でのNSER mobileの運用実績もあります。現場の救急医療に関するデータを集約し、臨床研究支援事業にも力を入れています。

これらの取り組みを通じて、那覇市の救急医療サービスは新たな時代を迎え、市民に対する安心・安全の確保を一層強化していくことでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

会社情報

会社名
TXP Medical株式会社
住所
東京都千代田区神田東松下町41-1H1O神田706
電話番号
03-5615-8433

関連リンク

サードペディア百科事典: NSER mobile TXP Medical 沖縄県 那覇市

Wiki3: NSER mobile TXP Medical 沖縄県 那覇市

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。