セメダインEXCELⅡが東京駅前で光る理由
東京駅前の再開発エリアである常盤橋地区には、重要なプロジェクトが進行中です。その中で、セメダインが提供する2成分形シリル化アクリレート系シーリング材『EXCELⅡ』が選ばれました。この選択は、建物の美観と耐久性を両立させるための重要な要素となっています。
TOKYO TORCHプロジェクトとは
このプロジェクトは、常盤橋地区第一種市街地再開発事業の一環で、D棟新築工事が行われています。建物の延床面積は約30,000㎡、地上9階・地下3階の構造で、2022年3月末に竣工予定です。事業施行者には三菱地所株式会社が名を連ね、設計と監理も同社および日本水工設計株式会社が担当しています。施工は三井住友建設株式会社が手掛けています。
EXCELⅡの特長
セメダインのEXCELⅡは、撥水性があり、建物の美観を主張することができるシーリング材です。これにより、外装の各所、特にガラス目地にも適用が可能です。近年、意匠設計が重視される中で、豪華な外観を求める建物への採用が増加しています。
また、EXCELⅡは他のシーリング材に比べ、高耐久性と耐候性に優れています。これにより、定期的な改修や打ち替え作業が必要となる大規模修繕の周期を延長し、結果的に建物のライフサイクルコストを抑えることが可能です。この点は、予算管理の厳しいプロジェクトにとって大きなメリットです。
シーリング材の重要性
シーリング材は、建物の外壁や構造物の部材同士の隙間を埋め、水密性や気密性を維持するために使われる重要な材料です。日本産業規格(JIS)によると、これらは「建築用シーリング材」として規定されており、建築のみならず、機械や自動車、電気機器など、様々な分野で利用されています。
これを受けて、EXCELⅡの適用部位は、外装のPC板間、アルミCウィンドウ、そしてガラス周りの接合部など多岐にわたります。これにより、施工業者は多様なニーズに応じることができ、建築物の完成度を高めることができます。
セメダインの企業理念
セメダインは「つけるが、価値。」を企業のミッションに掲げています。モビリティ、インダストリー、エンジニアリング、そしてコンストラクションの各分野で接着技術を提供し、ものづくりのソリューションを実現しています。また、教育活動にも力を入れ、高専ロボコンや小学生ロボコンを通じて次世代のエンジニアをサポートしています。
このような企業姿勢が、建築業界においても高く評価され、TOKYO TORCHプロジェクトでの採用に繋がったのでしょう。今後も、セメダインの製品が新たな建築物の美しさと耐久性を支え続けることに期待が寄せられています。
さらに詳しい情報は、
セメダイン公式ウェブサイトまたは
EXCELⅡ情報ページをご覧ください。