未来のエンジニアを育てる全国小学生プログラミング大会
全国の小学生を対象としたプログラミング大会「ゼロワングランドスラム2024」が開催されます。主催は一般社団法人ジュニアプログラミング推進機構で、株式会社テレビ東京をはじめ、株式会社小学館や株式会社Hakuhodo DY ONEなどが運営に関与しています。
この大会は、全国から選ばれた2,500名を超える小学生が参加し、オンライン予選を勝ち抜いた選手たちが集結するものです。現在は48名の代表選手が、3名ずつのチームを組んで2回戦に挑んでいます。
競技内容は、いくつかのプログラミングスキルを試すもので、具体的には「Scratch競技」と「ロボット競技」が用意されており、合計で3種目が行われます。10月13日には「東日本ブロック大会」が開催され、熱き戦いが繰り広げられました。次回の「中日本ブロック大会」は、10月27日に静岡県浜松市で開催される予定です。
ヤマハ発動機とのコラボレーション
この大会では、特別展としてヤマハ発動機のロボティクス部門が協力しています。競技期間中、選手たちはただ技術を競うだけでなく、たくさんの人々がプログラミングの楽しさを体験できる企画も用意されています。
例えば、工場で活躍しているロボットを搭載した「ロボットカー」がイオンモール浜松志都呂に登場します。ここでは、実際のロボットがプログラミングによって動く様子を間近で見ることができ、体験型の展示が行われます。この機会に、プログラミングの魅力を感じてもらえるでしょう。
プログラミング体験ワークショップ
また、ヤマハ発動機と「embot」というプログラミング教育サービスとのコラボレーションも注目です。参加者は現役のロボットエンジニアと一緒に、段ボールで作るロボットを通じてプログラミングを学ぶことができます。このワークショップは事前応募制なので、興味がある方は公式サイトをチェックしてください。
さらに、プログラミング教育モジュール「デジタネ」を利用したワークショップも用意されています。こちらでは、人気のゲーム「マインクラフト」や「ロブロックス」を通じてプログラミングの基礎を学ぶことができます。こちらは当日先着順となっているため、参加希望の方はお早めにお越しください。
大会の今後のスケジュール
大きな大会のハイライトとして、11月10日には「西日本ブロック大会」が行われます。この大会では、近畿・中国・四国・九州・沖縄地域の代表選手が集まり、熱戦を繰り広げます。最終的に、12月8日に池袋のサンシャインシティで行われる決勝戦に進出する4チームが決定します。
プログラミングに挑戦するこの大会は、未来のエンジニアを育てる重要なイベントとして、次世代の才能を見つけるステージとなるでしょう。参加者や観覧者の皆さんがプログラミングの世界に一歩踏み出す素晴らしい機会を提供します。
大会の詳細は、公式サイトやソーシャルメディアで随時お知らせされています。興味のある方はぜひ、参加してみてはいかがでしょうか。