小倉城での新たな体験『XR脱出ゲーム~1837 小倉城 炎の天守閣から脱出せよ』
福岡県北九州市に位置する小倉城が、独自のXR(拡張現実)技術を取り入れた新しい謎解きゲームを発表します。65周年を迎える小倉城の天守閣を舞台にしたこのゲームは、7月25日(金)からスタートします。
天守閣再建65周年記念
小倉城は1602年に築かれ、重要な文化財としての役割を果たしてきました。1837年には一度焼失しましたが、1959年に再建され、現在では福岡県唯一の天守閣を有する名城として知られています。展示スペースでは、城の歴史や文化を深く学べる内容が盛り込まれています。
この度開催される『XR脱出ゲーム』は、ただの謎解きゲームではありません。参加者はVR体験を通じて、歴史の中に入り込み、小倉城の焼失事件に関連する重要な書簡に触れる特別な体験ができます。ゲーム内では、時空の歪みから小倉城の焼失の瞬間に飛び込み、炎に囲まれた空間からの脱出を試みます。
イベント概要
イベントは小倉城天守閣4階の展示スペースにて開催され、所要時間は約20分から30分。1組最大4名の参加が可能で、英語字幕も用意されており、海外からの観光客にも対応しています。料金は単品のXR体験が2,500円(税込)、小倉城入場のセット券が2,800円(税込)です。
注意事項
ただし、7歳未満の子供や自力での歩行が困難な方は参加できないため、ご注意ください。7歳から12歳のお子様には保護者の同伴が必要で、事前確認が求められます。
ABAL社とXR技術
このイベントを運営する株式会社ABALは、最新のXRエンターテインメント技術「Scape®」を活用しています。この技術により、物理的な制約を超えた広大な体験を実現しており、参加者は現実とバーチャルの壁を越えて歴史に浸ることができます。撮影した画像をSNSでシェアできるのも大きな楽しみの一つです。
小倉城の魅力
小倉城は、観光名所としてだけでなく、歴史的な観点からも見逃せない存在です。館内には、細川家や小笠原家に関する貴重な資料が数多く展示されており、また流鏑馬体験など、子供から大人まで楽しめるアトラクションも豊富です。最上階のキャッスルカフェでは、市街地を見渡しながら美味しい飲食が楽しめるため、観光の合間に立ち寄るのもおすすめです。
今年の夏、ぜひ小倉城で歴史を感じ、最新技術を体験するチャンスをお見逃しなく!詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。