岡山大学、医療系学部合同の革新的授業を実施
2024年9月20日、国立大学法人岡山大学では、医学部、歯学部、薬学部の学生が集い、医療系学部合同による多職種連携授業『チーム医療実践(行動科学Ⅳ)』を開催しました。この授業は、現代の医療現場において求められるコミュニケーション能力や協力的な姿勢を育成することを目的としています。
多職種連携の必要性
多様な医療従事者が連携し、治療やケアを行うことが重要視されている中、本授業ではその実践的な力を育むことを目指しました。参加したのは、医学部、歯学部、薬学部の高年次学生266名。彼らは、4つのシーンの異なる症例をもとにグループで活動を行いました。
グループワークの内容
授業では、内科外来から入院治療、手術、術後の外来に至るまでの各場面を設定し、それぞれの専門性を持ち寄ってディスカッションしました。全46チームに分かれ、学生たちは自分が学んでいる分野に加えて、他分野の知識を探求することで視野を広げました。これは、将来的な臨床現場での多職種カンファレンスの実際を想像させる貴重な経験となりました。
異なる視点からの学び
参加者からは、他の学部の学生との交流を通じて、新たな見方やアプローチと出会うことができたという感想が寄せられました。このような体験を通じて、多職種との関わりの重要性を再認識し、より広い視点を養う機会となったようです。
未来への期待
今後も、岡山大学では地域中核・特色ある研究大学として、多様な取り組みを進めてまいります。医療従事者として必要なスキルや、人との関わり方を学んだ学生たちが将来の医療を支えていくことを期待しています。
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岡山大学。