Lazuli株式会社が新たなAI活用戦略を発表
Lazuli株式会社(本社:東京都渋谷区)は、2023年11月4日に新しい事業戦略を発表しました。AI技術の進展を受け、今後は「Lazuli PDP」をさらに進化させ、企業向けの包括的なデータ基盤構築と運用支援へとシフトします。この新戦略により、商品のデータ整備とAIの活用を一体的にサポートすることを目指しています。
Lazuli PDPの進化
2020年に設立されたLazuliは、これまで食品、飲料、小売、流通業界の企業向けにAIを用いた商品データ整備プラットフォーム『Lazuli PDP』を提供してきました。AIを活用することで、企業はEC売上の向上や顧客体験の改善、人手作業の自動化といった成功実績を上げています。利用企業は、構造化されていない商品情報を一元管理に変換し、効率的に活用することが可能になります。
新たな事業戦略では、企業のニーズに合わせてデータ基盤の設計から運用支援までを総合的に提供。コンサルタントやプロジェクトマネージャーなどの専門人材を増員し、導入前の経営課題の整理から運用業務の最適化までのサポートを行います。これにより、整備できなかった商品データを企業の貴重な経営資産に変える支援が実現します。
顧客体験の向上と生産性の向上
新たな戦略では、AI技術のボトルネックを解消し、企業は自社の戦略に応じた最適なデータ基盤を構築できるようになります。これにより、今までAIを活用できなかった業界にもリーチでき、生成AIなどの技術へのアクセスが可能になります。結果として、社員の業務生産性や顧客体験の向上が期待され、最終的には売上や利益の向上につながります。
新市場への進出
Lazuliは今後、食品や飲料などのBtoC市場での取引拡大を図る一方で、新たにBtoB市場や他のコンテンツ領域への参入も進めていきます。特に、大手SIer企業やIT系企業とのパートナーシップを強化し、多様なデータ管理や分析の提供を行うことで、より多くの企業ニーズに応えることを目指しています。
AI時代のパートナーとしての役割
Lazuliの新しい事業戦略は、商品データの活用法を根本的に再設計することに焦点を当てています。これにより、「プロダクト × データ × AI」の融合を促進し、顧客企業の成長と革新を共に実現するパートナーとなることを目指しています。AI時代においてのビジネス変革を推進するLazuliの今後の活躍に注目です。また、今後の展開においても、顧客企業への価値提供を増大させるべく尽力していく所存です。