医療従事者支援の新しいサービス
医療分野でのクリエイティブ作業を軽減するための新たな試みが始まりました。大阪府堺市に本社を置くSDX研究所(医療法人生和会グループ)は、医療従事者に特化したイラストサイト「メディぴっく」をアップデートし、業務負担を大幅に減らす新テンプレートの提供を開始しました。このサービスは、医療分野の広報活動を主に担当する方々のために設計されています。
医療分野の広報担当者が抱える困難
医療機関における広報担当者は、様々な業務を同時にこなさなければならず、特に臨床業務と広報業務が交錯する場面が多いです。例えば、院内掲示用のポスター作成や患者向けの資料作成、さらにSNSの運用など、多岐にわたる労力を要します。
しかし、医療専門のイラストは少なく、Web上にも著作権が不明確なものが多く存在するため、必要なイラストを探し出したり作成したりするのに時間がかかり、業務が非効率化してしまうという問題があります。
新テンプレートの導入で効率化
これらの課題を解決するために、SDX研究所はまずリハビリ病院で使用する可能性が高いイラストを無料で提供し、その後、広報担当者へのヒアリングを通じて新たなニーズを発見しました。それは、イラストだけでなく「適切なレイアウトや配色を考える時間も大きな負担である」ということでした。
そこで、SDX研究所では「イラストと文字が配置されたPowerPointデータ」の提供を開始しました。このデータには、あらかじめ整ったレイアウトや配色が施されており、広報物の作成が飛躍的に楽になると期待されています。このように、デザインをゼロから考える負担が軽減されます。
このPowerPointデータは他の資料への応用も可能で、業務の効率化に大きく寄与することが見込まれます。
健康情報の提供と今後の展開
また、サイト上の健康に関する情報は、官公庁の利用規約に従って適切に記載しており、信頼性の高い情報が提供されています。今後は、イラストとともに、見やすいデザインのデータも増やし、医療従事者や広報担当者の業務負担を減らすことを目指します。
さらに、SDX研究所ではAIプロジェクトの導入も検討しており、未来にはユーザーの嗜好に合わせたイラストやテンプレートを自動生成する機能も考えています。これにより、より多くの医療従事者が手軽に広報活動を行える環境が整うことでしょう。
からサービスを利用できるため、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
会社情報
SDX研究所は、大阪府堺市堺区南向陽町に位置し、医療法人生和会グループの一部として活動しています。大門恭平代表のもと、今後も医療従事者や広報担当者のニーズに応じたサービスを展開していく予定です。何か質問や問い合わせがあれば、下記の連絡先までどうぞ。
お問い合わせ情報
この新サービスが、医療現場の負担を軽減し、より良い広報活動の実現につながることを願っています。