JR東日本とIdein、AI技術で接客革命を目指す!
JR東日本と、エッジAI開発プラットフォーム「Actcast」で国内シェアNo.1を誇るIdein株式会社が、AIを活用した接客品質向上と新たな事業創造に向けた協業検討をスタートさせました。この取り組みは、JR東日本スタートアップ株式会社が主催する「STARTUP PITCH#9」において、IdeinがJR東日本のモビリティ・サービス部門の新パートナーに選出されたことがきっかけです。
国内シェアNo.1のAI技術「Actcast」
Ideinが提供する「Actcast」は、安価な汎用デバイス上でも高速な深層学習推論を実現する、世界的に見ても類を見ない革新的な技術です。この技術をベースにしたエッジAIプラットフォームは、既に多くの企業で導入され、高い評価を得ています。今回のJR東日本との協業は、その技術力をさらに社会に役立てる絶好の機会となるでしょう。
AIマイクによる接客品質向上
協業の中心となるのは、AIマイクを活用した接客品質の向上です。具体的には、AIが接客状況をリアルタイムで分析し、従業員のスキル向上に繋がるフィードバックを提供するシステムなどが考えられます。これにより、顧客満足度の向上だけでなく、従業員のモチベーション向上にも貢献することが期待されます。
新たな事業創造の可能性
接客品質向上に加え、両社はAI技術を活用した全く新しい事業の創出も目指しています。具体的な内容は現時点では明らかにされていませんが、JR東日本の持つ莫大なデータと、Ideinの先進的なAI技術を組み合わせることで、これまで想像もつかなかったような革新的なサービスが生まれる可能性があります。
実証実験を経て本格展開へ
まずはスタートアッププログラムや技術開発などのスキームの中で、実証実験を実施し、協業の有効性を検証していく予定です。順調に進めば、将来的にはJR東日本の駅や車両など、様々な場所で「Actcast」が導入され、より快適で利便性の高いサービスが提供されるようになるでしょう。
Idein株式会社について
Ideinは「実世界のあらゆる情報をソフトウェアで扱えるようにする」というミッションを掲げ、2015年設立以来、エッジAI分野で目覚ましい成長を遂げています。経済産業省J-Startup選定企業、日本経済新聞社NEXTユニコーン企業にも選ばれており、その高い技術力は国内外から高く評価されています。Arm社やNVIDIA社のプログラムパートナーにも選定されており、グローバルな展開も視野に入れています。
まとめ
JR東日本とIdeinの協業は、AI技術による社会課題解決の新たな一歩となるでしょう。両社の強みを活かした取り組みの進展に、今後の注目が集まります。AI技術が日本の鉄道業界にどのような変化をもたらすのか、今後の展開が楽しみです。