香川県発!子どもたちの想いが詰まった新バーガー「ダブルチーヌバーガー」
香川県で、未来の海を守る活動の一環として開発された新メニュー「ダブルチーヌバーガー」が、2024年11月20日に発売されました。このユニークなバーガーは、地元の小学生たちが考案したもので、瀬戸内海の環境問題への意識を高める取り組みの一環として注目を集めています。
海を守る活動から生まれた「ダブルチーヌバーガー」
一般社団法人海と日本プロジェクトinかがわは、2024年7月に香川県内の小学生を対象とした環境学習イベントを開催しました。イベントでは、瀬戸内海の環境問題や、持続可能な漁業の取り組みについて学びました。特に、市場価値が低い未利用魚の問題に着目し、子どもたちはそれらを使った新メニュー開発に挑戦。その結果生まれたのが「ダブルチーヌバーガー」です。
子どもたちの創意工夫が光る一品
「ダブルチーヌバーガー」は、香川県ではあまり馴染みのない黒鯛(チヌ)を使用。子どもたちは、チヌのさっぱりとした味わいを活かしつつ、ガーリック風味のタルタルソースを合わせることで、絶妙なバランスを実現しました。サクサクのパンズと、チヌの旨味、そして濃厚なタルタルソースの組み合わせは、まさに絶品。子どもたちの感性が光る、新しい味覚体験を提供しています。
環境保全への意識を高める取り組み
このバーガーは、単なるグルメ商品ではありません。未利用魚の有効活用を通じて、瀬戸内海の環境保全に貢献する取り組みの一環として開発されました。子どもたちが主体的に参加したことで、環境問題への意識を高める効果も期待できます。2025年に開催される瀬戸内国際芸術祭でも提供される予定で、国内外の観光客にも香川県の魅力を発信する役割も担っています。
メニュー開発秘話と子どもたちの想いを紹介
メニュー開発に携わった小学生は、「未利用魚は使われない魚だけど、捨てるのはもったいない。その想いで、未利用魚を使った料理を考えました。」とコメント。商品化された喜びと、多くの人に味わってほしいという熱い想いを語っています。
「ダブルチーヌバーガー」概要
商品名:「ダブルチーヌバーガー」
発売日:2024年11月20日
価格:500円(税込)
販売場所:「海を休ませるレストラン」(香川県丸亀市本島町泊)
※出張販売も行っているため、Instagramアカウント(@shiwaku_honjima)で営業日などの最新情報を確認ください。
まとめ
「ダブルチーヌバーガー」は、環境保全への意識を高め、地域活性化にも繋がる素晴らしい取り組みです。美味しさだけでなく、その背景にあるストーリーにも注目して、ぜひ一度味わってみてください。このバーガーを通して、瀬戸内海の未来を守る活動に参加しているような気持ちになれるかもしれません。