VR接客端末『CREWL』が登場!
VR技術は、エンターテインメントの世界に留まらず、さまざまな業界に波及しつつあります。特に、接客業におけるVRの活用が注目されており、2023年、今年からは利用の幅が広がっています。そんな中、ナーブ株式会社が自社開発したVR接客端末『CREWL』の量産を始めました。この端末は、特許技術を用いた高い機能が特徴で、主に不動産業界での導入が進められています。
CREWLの特許技術
『CREWL』の設計は、店舗の接客を効率化するために特別に考案されました。設置時にはカウンターに据え置き、デジタルサイネージとして活用できます。ユーザーが必要とする際には、画面をひっくり返すだけで簡単にVR端末に切り替えることが可能です。これにより、従来のVR機器が抱えていた「利用しない時は無駄になる」という課題が解消されました。このアイデアは特許権と意匠権を申請中で、今後の実用化が期待されます。
デザインの工夫
プロダクトデザインには、株式会社カドーデザインが関与しています。この端末は、特に女性に使いやすいデザインが施されています。固定バンドが無いため、髪型が乱れる心配が少なく、肌に触れる部分が少ないため、化粧がつく心配もありません。また、プラスチック製のボディは、ダンボール製の端末と比較して耐久性が高いという特徴があります。これにより、一般のユーザーだけでなく、商業施設でも安心して使用することができます。
メガネをかけたままでも利用可能
さらに、『CREWL』はメガネを装着したままでも使用できるよう設計されています。視力を補正する際の煩わしさを軽減し、ピント調整がしやすいレンズを搭載しています。これによって、VR体験はより多くの人にとって利用しやすいものとなります。特に視力に不安がある人々にとって、その配慮は大きなメリットです。
日本製非球面レンズ
『CREWL』には、国内で設計・製造された高精度の非球面レンズが搭載されています。これにより、本体の厚みを抑えつつ、鮮明で明るい映像を実現しています。国内製でありながら、海外製品にも匹敵するクオリティを有している点が評価されています。
実績と今後の展望
実際に不動産業界においては、「VR内見™」というサービスへ活用されており、その効率性が高く評価されています。従来の方法では、内見のための移動が負担となることが多かったですが、VR技術によって内見の時間や手間を大幅に削減することが可能になったのです。これにより、成約率の向上も期待されており、ますます多くの業界での導入が進むことでしょう。
会社の信頼性
ナーブ株式会社は、2015年に設立され、現在では一流のテクノロジー企業として名を馳せています。本社は東京都千代田区にあり、今後もVR技術を駆使した新しいサービスを提供していく計画です。これからの展開には、ますますの期待が寄せられています。
ナーブ株式会社の公式サイトはこちらで、最新情報をチェックしてみてはいかがでしょうか。これからの時代、VRが私たちのライフスタイルにどのように影響を与えるのか、その目撃者になってみましょう。