コルム、70周年を記念し新たな未来を切り拓くCEO就任
コルム、70周年と新CEOによる未来への挑戦
スイスの時計ブランド・コルムが2025年4月30日、設立70周年を祝うにあたり、ハソ・メフメドヴィッチ氏を新CEOに迎えることを発表しました。この新たなリーダーシップのもと、コルムは新しい歴史の一歩を踏み出します。メフメドヴィッチは以前、ラ・ショー・ド・フォンでの職人経験を経て、同ブランドの国際セールスディレクターを務めており、その豊富な経験を活かしてコルムのデザインやブランドアイデンティティの再構築に挑みます。
再建のための確固たる基盤
新たな経営体制は、2013年からコルムを所有してきたシティチャンプ・ウォッチ&ジュエリー・グループとの相互尊重に基づき実施されました。シティチャンプはスイスにおいて10年以上のビジネス展開を行い、他のスイスブランドの運営を続ける中、スムーズな移行を支援する意向を示しています。この結果、メフメドヴィッチ氏が新たにCEO兼取締役会長に就任し、ブランドを新たに再構築する体制が整いました。
ブランドルーツの再確認
コルムの歴史は1955年まで遡り、同社の創造的な精神が評価されています。代表的なモデルには、驚異的な直線ムーブメントを備えた「ゴールデンブリッジ」や、アメリカの名門である20ドルダブルイーグル金貨を用いた「コインウォッチ」などがあり、こうした伝説的な作品は新たなラインナップの中心へと返り咲きつつあります。コルムは、約300店舗の時計販売店を世界中に展開しており、強固な基盤と共に、お客様に高品質なアフターサービスを提供していく計画です。
2026年へのビジョン
2025年はコルムにとって新たな統合の年となり、主力コレクションの強化と未来の基盤構築に向けて邁進します。その中で、2026年半ばには全世界的なリニューアルをplannedとしています。メフメドヴィッチ氏は新たな時代を象徴する存在として期待されています。彼はわずか32歳で、新卒時代からコルムに関わり続け、幅広い経験を活かしながら、次世代のリーダーとしての役割を果たすことになります。
新CEOの意気込み
メフメドヴィッチ氏は「私たちには、コルムの正当な地位を取り戻す大きなチャンスがあります。私はこの会社の強みとポテンシャルを理解しており、創造性と革新性を中心に据え、コルムの独自のDNAを開発していきます。そして、コレクターや時計愛好家の皆様に再び注目していただけるよう、流通網の強化と主要市場の統合に力を入れます」と語っています。このように、新たなリーダーシップによってコルムはそのアイデンティティと伝統を再確認し、次のステップへと進む姿勢を打ち出しています。
まとめ
コルムはその歴史的なブランド回帰をもとに、今後も時計製造における革新を追求し続けることでしょう。新たな経営陣が指揮することによって、未来の顧客に愛される時計ブランドに生まれ変わることを期待したいです。
会社情報
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コルム
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