障がい者の才能を引き出す取り組みと未来へのビジョン
当社、株式会社こころとヒューマンは、「障がい者の才能を開花させ、その才能を活かし、社会へ貢献する」という企業理念のもとに、障がい者向けのサービスを開発しています。その中で、デザイナーやITエンジニアとして活躍する多くの障がい者を育成してきました。本記事では、発達障害者やその家族が直面する現状、当社の取り組み、そして未来へのビジョンについて詳しくご紹介します。
発達障害者が抱える現実
発達障害者の多くは、企業での雇用が困難であり、実際に多くの人が希望を失いかけています。彼らは、次のような4つのステップを経て、心の中での葛藤を抱えてしまうことがあります。まず、(1)モヤモヤ時期があります。この段階では、自分は周囲と違っていると感じ周りと比較を始め、不安を抱えます。次に、(2)相談時期に進み、ようやく病院やカウンセラーに相談します。結果的に、発達障害の診断を受けますが、(3)結果拒絶時期では、この診断結果が彼らの人生にどのような影響を及ぼすのか戸惑います。そして、最終的に(4)決断時期に達し、多くの人々は学校や社会からの撤退を決意するのです。このような流れの中で希望を失っていく発達障害者が存在しています。
当社の取り組み
株式会社こころとヒューマンでは、才能が埋もれている発達障害者に対して、彼らが持つ潜在能力を引き出し、テクノロジー分野での活動を支援するプロジェクトを展開しています。このプロジェクトには、以下の3つの大きな取り組みがあります。
1.
インサイト分析による才能開花
障がい者の個々の才能を見極めるためのアセスメントを行い、その結果に基づいて成長を促します。
2.
Cocoroto Innovation Challenge (CIC)
障がい者のスキルを引き上げ、実務経験を積む場を提供します。
3.
コーチング及び心理学を重視した支援
スタッフが心理的サポートとともにビジネススキル向上を支援します。
このような取り組みにより、これまでに100名以上の発達障害者がデザイナーやITエンジニアとして活躍する道を切り開いてきました。
今後のビジョン
当社の未来のビジョンは、2025年までに1万人以上の発達障害者に仕事環境を提供し、経済的自立を促進することです。この取り組みを通じて、彼らとその家族が新たな人生の夢を実現できるようサポートします。只今、茨城県や山梨県の5つの拠点で約200名の障がい者が活躍しており、今後は全国展開を目指します。また、早期からの才能教育にも力を入れ、発達障害児のためのプログラムを充実させていきます。
会社概要
株式会社こころとヒューマンは、東京都港区に本社を持ち、リモート秘書サービスやAI開発支援を行っています。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
公式サイト
お問い合わせ
株式会社こころとヒューマン
担当:広報部上牟田麿桜
TEL: 050-3631-8022
E-mail:
[email protected]
*本記事に登場する障がい者やその家族の状況は、全ての方に共通のものではありません。