チエル株式会社が『Chromebook™ 活用パック』のバージョンアップを発表
チエル株式会社は、2025年9月より順次、教育におけるICT活用を支援する『Chromebook 活用パック』の各ソリューションをバージョンアップすると発表しました。これにより、学校における運用管理、協働学習、安全な活用が一層充実し、学びの環境が大きく改善されることが期待されています。
バージョンアップの背景
これまでの教育現場では、ICTの導入が進んできましたが、今後はそれをより一層深化させることが求められています。2025年6月に改定された「教育DXロードマップ」は、「誰もが、いつでも、どこからでも、誰とでも、自分らしく学べる社会」の実現を目指しています。この新たな目標を受けて、チエル株式会社では教育現場におけるICT環境の整備や教員の働き方改革、生徒の個別最適な学びを支援するため、さらなるサービス開発に取り組んでいくとのことです。このバージョンアップによって、学校に蓄積されている学習記録等のデータが、プライバシーを考慮しつつ、進学や転校の際にも安心して利用できる仕組みが構築されます。
主要なツールと新機能
- - InterCLASS® Filtering Service
これは家庭や校外での学習中に、インターネット上の有害サイトを高精度でブロックし、安全な学習環境を提供します。新しいバージョンでは、フィルタリングログの有効活用を強化し、教員の働き方改革や生徒の多様性に対応するための機能が追加されました。教員や生徒にラベルを設定し、その使用状況を効率的に把握できるようになりました。また、使用制限や例外URLの設定もより柔軟に行えるようになり、安全なICT利用が実現します。
- - InterCLASS® Console Support
Google管理コンソールとの連携を強化し、学校内のユーザーやグループ管理を迅速に行うためのサポートを提供します。新機能により、フィルタリング情報の分析がより細かく行えるようになり、教育の質を一層向上させます。2025年12月には、新たなダッシュボードがリリースされる予定です。
- - InterCLASS® Advance / InterCLASS® Advance Light
このツールはGoogle Workspace for Educationを活用した協働学習支援を目的としています。新機能では、プッシュ通知による授業参加の円滑化や、座席レイアウトのワンクリックシャッフルなどが追加され、教員と生徒のインタラクションがさらに高改善されています。新たに名前を自由に変更できる機能も加わり、プライバシーを重視した教育が実現されるでしょう。
未来を見据えた教育のIT化
チエル株式会社は設立以来、教育ICT市場に特化した様々な製品を開発してきました。これらの新しいバージョンアップは、教育の質を高めるだけでなく、生徒一人ひとりの学びを新しい次元へと引き上げることを目的としています。今後、これらの技術の進化が、どのように学校教育に変革をもたらすのか、大いに注目されるところです。
会社概要
持続可能な未来の教育を実現するために、チエル株式会社は引き続き努力を続けていきます。具体的には、教育ICT事業を通じて、学校現場でのICTの活用を進め、次世代を担う生徒たちに最適な環境を提供することを目指しています。詳細な情報については、公式ウェブサイトをご覧ください。
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