新たに始まる「HOPECELL」サービス
株式会社ステムセル研究所が展開する「さい帯・さい帯血ファミリーバンク」は、新たなサービス「HOPECELL」を2024年11月1日から提供開始しました。このサービスは、赤ちゃんが生まれる際に採取できる貴重な「さい帯(へその緒)」と「さい帯血」を長期間保管することを可能にします。
HOPECELLの魅力
「HOPECELL」は、赤ちゃんの発育に重要な役割を持つさい帯・さい帯血を併せて保管できる新しいサービスです。これにより、お子様やそのご家族の将来の健康に寄与できる可能性が高まります。さい帯に含まれる細胞は、再生医療の分野で多くの研究が行われており、脳性まひや1型糖尿病などの治療に向けての臨床研究が進められています。
特に、出産時にわずか数分間だけ採取可能なこれらの細胞は、再生医療の画期的な治療法として注目されています。国内で唯一、さい帯とさい帯血の両方を同時に保管できることから、安心感を提供するサービスです。
さまざまな可能性
「HOPECELL」ではさい帯・さい帯血の両方を検査し、48時間以内に専用の処理センターへ搬入し、そこから細胞を厳密に保管します。これにより、万が一、細菌の混入などによる不備があっても、片方の保管が確実に行われる安心感があります。
この新しいサービスを利用することで、家族に万が一の病気があった際に備えることも可能です。さらに、さい帯からエクソソームやサイトカインを含む幹細胞培養上清液の製造ができることも、このプランの大きな特長です。
プラン詳細
新料金プランには「ONEホーププラン」と「Wホーププラン」があり、各プランには保管年数が選べるオプションがあります。例えば、10年の保管の場合、月々2980円から利息なしで利用が可能です。
- 10年保管:月々2980円(総額357,600円)
- 20年保管:月々3530円(総額423,600円)
- 10年保管:月々3980円(総額477,600円)
- 20年保管:月々5080円(総額609,600円)
これにより、赤ちゃんの将来にわたる健康管理が可能になります。
細胞の保管プロセス
プランに申し込むと、必要なキットが自宅に届けられ、入院時に持参します。出産時に、医療従事者によって安全に採取され、その後専門スタッフが48時間以内に処理センターに届け、液体窒素での超低温保管が行われます。温度はマイナス190℃に設定され、厳重に管理されます。
今後の展望
さい帯・さい帯血は通常廃棄される運命にありますが、近年の再生医療の進展により、その価値は再評価されています。「HOPECELL」は、医療の未来を見据え、多くの家族にとって大切な選択肢となるでしょう。実際にサービスを利用した方々からは、「希望の光になった」との感謝の声も寄せられています。
私たちの使命は、赤ちゃんの貴重な細胞を保管し、将来に役立てることです。ステムセル研究所は、信頼できるサービスと医療技術で、すべての赤ちゃんとその家族の健康をサポートしていきます。
会社情報
株式会社ステムセル研究所は、1999年に設立され、「あたらしい命に、新しい医療の選択肢を。」というスローガンのもと、再生医療や細胞治療を専門とした事業を展開しています。東京証券取引所に上場しており、国内シェアは99.9%以上に達しています。
- - 社名:株式会社ステムセル研究所
- - 所在地:東京都港区虎ノ門1-21-19
- - 設立年:1999年
- - HP:公式サイト