SAPIX小学部、「Monoxer」を導入
2026年2月から、SAPIX小学部(株式会社日本入試センターが運営)は記憶プラットフォーム「Monoxer」を導入します。本取り組みは、全50校に通う4年生以上の生徒を対象としており、自習の質を高める目的で実施されます。
Monoxerとは
Monoxer(モノグサ)は、AIを活用した記憶の定着を支援する新しい教育プラットフォームです。このアプリは国語、算数、理科、社会といった教科の自学自習をサポートします。特に中学受験において高い実績を持つSAPIX小学部の学習をより効率的に進められることが期待されています。
SAPIX小学部の教材と連携
Monoxerには、SAPIX小学部オリジナルの教材が搭載されており、その教材に基づいて問題が自動生成されます。AIの「アダプティブラーニング機能」により、生徒一人ひとりの記憶定着度や理解度に応じた問題が提供されます。これにより、効果的な復習が可能となり、基礎知識の習得が確実になります。
学習履歴の可視化
Monoxerでは、学習履歴や記憶の定着状況を可視化します。生徒は自分の学習進捗を手軽に把握でき、保護者もアプリを通して子どもの学習状況を確認できるため、家庭での教育支援が容易になります。
導入の背景
SAPIX小学部は、個別最適化された教育体系を構築してきました。特に、少人数制で思考力や記述力の育成に重きを置き、双方向の授業形式を取り入れることで、効果的な学びを実現しています。その中で、Monoxerの導入は生徒の学習成果をさらに引き上げるための重要なステップです。
学びのモチベーション向上
SAPIX小学部事業本部長の溝端宏光先生によれば、Monoxerは「解いて覚える記憶アプリ」として基本知識の習得に特化しています。特に、進捗度合いや理解度をリアルタイムで確認できるため、生徒は自分の弱点を把握し、効率よく学習を重ねることができます。このようなアプローチは、学びのモチベーションを高める要因となるでしょう。
家庭と教育現場の連携
Monoxerの導入には、家庭への教育サポートを大きく改善する側面もあります。モノグサ株式会社の竹内孝太朗CEOは、記憶の定着が難しいと感じる多くの家庭の悩みを解消することを目指しています。AIが生徒の学習状況を把握し、最適な学習内容を提供することで、教育現場と家庭が同じ方向を向いて子どもたちをサポートできる環境を構築します。
SAPIX小学部の実績
SAPIX小学部は1989年に設立以来、思考力や記述力の育成に注力してきました。また、多くの生徒が開成中学校や桜蔭中学校といった全国最難関校に合格を果たしています。今後の「Monoxer」の導入によって、さらなる教育の質向上が期待されています。
最後に
Monoxerの導入は、教育現場に大きな変革をもたらす出来事です。生徒一人ひとりが自分の学習を最適化し、力を確実に身につけていくための新しい手段として、多くの期待が寄せられています。2026年の導入開始を前に、今後の進展から目が離せません。