株式会社PeopleXは、対話型AI面接サービス「PeopleX AI面接」を株式会社ProVisionに導入したことを発表しました。このサービスは、採用過程を効率化し、候補者の体験を向上させることを目的としています。
導入の背景
株式会社ProVisionは、東証プライム上場のシステナの子会社で、品質を中核にしたITサービスを提供しています。2005年の創業以来、ソフトウェアの品質検証を主な事業として多岐にわたる業界にサービスを展開しており、現在は開発やデジタル・トランスフォーメーション(DX)支援にも力を入れています。社員数975名を抱える同社は、年間約150名の中途採用を行っています。
ProVisionは、面接の日程調整やリソースの制約が候補者との接点機会を減少させているという課題を抱えていました。そこで、AIを活用した面接手法として「PeopleX AI面接」を採用することにしたのです。
「PeopleX AI面接」の特長
「PeopleX AI面接」は、24時間365日、いつでもどこでも候補者が面接を受けられるサービスで、日程調整の手間を省きます。また、AIによって面接の評価基準が標準化され、多くの候補者の面接を効率良く行うことが可能になります。さらに、蓄積されたデータを活用することで、求人や採用戦略の強化にもつながると期待されています。
執行部からのコメントによると、「PeopleX AI面接」の導入により、選考の質と効率の両立が図られ、より多くの意欲ある人材と接点を持つことができるようになるとのことです。
完全カスタマイズの面接体験
「PeopleX AI面接」は、その自然な会話体験を提供することで候補者の緊張を和らげ、安心して受けられる面接を実現しています。AIは事前に設定した質問だけでなく、候補者の回答に応じた深堀り質問も行えるため、より高いレベルでの面接が可能になります。
このサービスは、新卒採用や中途採用だけでなく、アルバイト採用に至るまで幅広いニーズに応える仕組みになっています。採用企業は、面接後に結果を録画データや文字起こしで確認することができ、応募状況も視覚化されています。
さらなる展望
「PeopleX AI面接」を導入したProVisionは、今後このサービスを活用して、多様な候補者ニーズに応じた柔軟な選考体制を整えていく計画です。
このAI面接サービスに関心を持たれた企業は、詳細資料をウェブサイトからダウンロードして確認できます。また、パートナープログラムを通じて、導入支援のための企業も募集しているようです。
今後、人事分野でのAI技術の活用はますます加速し、新たな人材採用のスタイルが確立されていくことでしょう。ProVisionの取り組みは、業界における先進的な事例として注目されています。