国産食肉シンポジウム
2025-12-19 10:13:49
国産食肉シンポジウム2025、食卓への安全な供給を考える
国産食肉シンポジウム2025 概要
2025年11月16日、東京国際フォーラムにて「国産食肉が食卓に届くために」というテーマのシンポジウムが開催されました。このシンポジウムは、公益財団法人日本食肉消費総合センターによって主催され、様々な専門家とともに国産食肉の現状や課題について議論が行われました。
背景と目的
近年、世界的な食料需要の急増、気候変動、そして国際情勢の変化により食肉を含む食料の供給リスクが高まっています。このような環境の中、日本の畜産業も飼料価格の高騰や経営の厳しさに直面しています。今後、この問題にどう立ち向かうかを考えることが急務とされています。
シンポジウムの流れ
基調講演
まず、第1部では中村学園大学の福田晋教授による基調講演が行われました。福田教授は「持続可能な食肉供給システムを目指して」というテーマのもと、食肉の需給動向や生産者・流通事業者のコスト負担について詳しく解説しました。この発表を通じて、参加者は食肉の生産現場の現実を学ぶ貴重な機会を得ました。
パネルディスカッション
第2部では、女優・タレントの田中律子さんをゲストパネリストに迎え、フリーアナウンサーの高田英子さんの進行のもとでパネルディスカッションが行われました。パネリストには、農林水産省や女子栄養大学の教授、主婦連合会の副会長、JA全農ひろしまの畜産課長など、多様な分野の専門家が参加しました。
参加者は、健康的な食生活を支える食肉の重要性や、生産現場が直面する課題(飼料や燃料の高騰、人手不足など)、国と生産者の連携など、幅広いテーマで意見交換を行いました。
情熱あふれる議論
田中律子さんが登壇したことで、会場は一段と盛り上がり、来場者は熱心に耳を傾けました。議論を通じて、国産食肉の現状についての理解が深まるとともに、今後の可能性についても展望が広がったのです。
今後の展望
シンポジウムでの成果や知見は、今後の国産食肉の生産や流通、さらには消費者への啓発活動に活かされていくことでしょう。公益財団法人日本食肉消費総合センターは、これらの課題解決に向けて引き続き情報発信を行っていく意向を表明しています。
シンポジウムの詳細については、日本食肉消費総合センターの公式ホームページにて近日公開される予定です。国産食肉の未来を考えるこの重要なイベントは、多くの関心を集め、成功裏に幕を閉じました。
会社情報
- 会社名
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公益財団法人 日本食肉消費総合センター
- 住所
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