三菱電機半導体事業におけるUnipos導入の背景
三菱電機株式会社の半導体・デバイス事業本部は、国内外に4,000名以上の従業員を擁し、東京から九州にかけて多くの拠点を展開しています。この大規模な組織においては、各拠点での活性化施策の効果が一様ではなく、コミュニケーションに課題があることが示されていました。当初の従業員エンゲージメントサーベイでも、「上に物が言いづらい」という結果が顕著に現れ、効果的な対策が求められていました。
その中で、約一年先にUniposを導入した三菱電機パワーデバイス製作所での成功事例が、導入の決め手となりました。Uniposは物理的距離を越え、コミュニケーションを強化し、感謝や称賛を日常的に促進する良好な文化を培うためのツールとして位置付けられました。
Unipos導入による主な効果
1. 称賛文化の醸成
Uniposの導入後に実施したアンケートでは、称賛や承認に関するスコアが明らかに向上しました。多くの従業員が日常のコミュニケーションに変化を感じており、「工場はシフト制で、全員と会うことが難しいが、Uniposを通じて『先日はありがとう』と感謝を伝えられる」という声が寄せられています。このように、物理的な距離を超えつつ、感謝の気持ちを簡単に表現できる環境が整いつつあります。
2. 挑戦を促す組織文化の形成
Uniposを利用した投稿には、「これもやってみたら?」というアドバイスや、「チームで良い意見を出してくれた」といった具体的な意見が増えてきています。コミュニケーションが活性化することで、現場の自立が促され、これがUniposでの投稿にも反映されているとのことです。このような環境は、従来のやり方を改善し、高い目標に向かって挑戦する姿勢を育むきっかけとなっています。これにより、今後は更に積極的にUniposを活用し、「結果にかかわらず挑戦を称賛する組織」へと成長を期待されています。
3. 幅広い連携の促進
三菱電機半導体・デバイス事業本部は、全国に散らばる複数の関係会社と緊密に連携しています。このため、Uniposを通じて約4,400名が相互に利用しており、部署や拠点を越えたコミュニケーションが進んでいます。これにより、組織全体の様子を把握し、一体感が醸成されるという効果も見られています。
まとめ
Uniposの導入は、たったの半年で三菱電機の半導体・デバイス事業部門における組織風土に大きな変化をもたらしました。従業員同士のコミュニケーションが活性化し、称賛の文化が根付くことで、挑戦的な組織文化が育まれつつあります。今後もUniposを積極的に活用することで、さらなる組織改革を目指していくことが期待されています。
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Unipos株式会社について
Unipos株式会社は、人と組織の力を引き出すことを目指す企業であり、『組織課題解決カンパニー』としてサービス、製品、コンサルティングを通じて、最高の集団を自らつくる時代を切り拓くことを使命としています。
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