森川亮氏の戦略顧問就任
株式会社フロムスクラッチは、次世代のマーケティングプラットフォーム「B⇒Dash」のさらなる拡販と成長を見据え、元LINE社長の森川亮氏を戦略顧問として迎えることを発表しました。これにより、同社の経営体制を強化し、さらなる成長を図る狙いがあります。
経営体制強化の背景
フロムスクラッチは、2014年10月にリリースした「B⇒Dash」の販売が順調である一方で、ブランディングの強化や採用活動の見直し、数年以内の海外進出に向けたノウハウの蓄積が課題となっていました。また、IPOを目指すための内部統制の強化も求められていました。
このような背景から、森川氏を迎え入れることが決定され、彼の経営では数々の成功を収めてきた経験やネットワークを活用して、事業推進の支援を強化することが期待されています。
森川氏のコメント
森川氏は、ビッグデータとその活用を通じたビジネス課題解決の重要性に共感し、フロムスクラッチの成長に協力する意向を示しました。彼の豊富な経験と専門知識が、同社の事業推進に大いに寄与することが期待されています。
新しい経営陣
新たな経営体制は、以下の通りです。
- - 代表取締役社長:安部泰洋氏
- - 取締役副社長:東潟拓朗氏
- - 戦略顧問:森川亮氏
- - 取締役:佐藤俊文氏
- - 社外取締役:倉林陽氏、麻野耕司氏
- - 監査役:加藤賢氏
特に、森川氏はC Channel株式会社の代表としても知られ、LINEのサービス開始に携わった経験があります。このため、今後の事業発展には大きな期待が寄せられています。
フロムスクラッチが目指すもの
同社は、「日本のGlobal Presence向上」を使命とし、マーケティングテクノロジーの革新を推進しています。マーケティングプラットフォーム「B⇒Dash」を中心に、顧客企業へのマーケティング変革支援に加え、ビッグデータマーケティングやヒューマンリソースの領域への新たな展開を目指す構えです。
「B⇒Dash」は、企業のマーケティングプロセスを一元管理し、データ統合による効率的な施策が可能です。他のSaaS型サービスとは異なり、オールインワンの解決策として、企業の特性に応じたカスタマイズが可能です。これにより、顧客企業の収益向上が期待されます。
結論
森川氏の就任は、フロムスクラッチにとって新たな戦略的ステージへの転換点となるでしょう。経営体制の強化を通じて、同社の目指すマーケティングプラットフォーム領域でのシェアNo.1の獲得に向けて、全力で邁進していく姿勢を示しています。今後の進捗が大いに期待されることでしょう。