T-CEPが挑む新事業
2021-07-01 12:00:06

テクノロジー活用の新事業創出を目指すT-CEPプログラム2023

T-CEPプログラムの概要



関西地域では、テクノロジーを基盤とした新事業の創出に向けた「T-CEP(Technology Commercialization & Entrepreneurship Program)」が注目を集めています。このプログラムは、大学や研究機関で開発された技術と、企業から参加するビジネスパーソンが協力し、共同で事業開発を行うことを目的としており、今年で3回目を迎えます。

プログラムは、全体を通してアクティブラーニングの形式で実施され、参加者全員が事業プロデューサーとして成長する機会を提供します。参加者はまず、8月7・8日のキックオフイベントを経て、その後約半年間にわたって研修を受けたり、グループワークを行ったりします。そして、翌年の1月22日には、行政関係者や関西経済会、大学、大企業の新規事業担当者に向けて成果を発表するDEMO DAYが予定されています。これにより、より具体的な事業慨念が形になっていく様子が期待されます。

プログラムの構成



このプログラムは、リアル開催とWEBトレーニングを組み合わせたハイブリッド形式で進行します。リアル開催では、キックオフや中間研修のほか、DEMO DAYを含む全5回の集合研修が行われ、資料やディスカッションを通じて実際の技術を活用した事業化のスキルを磨く機会が提供されます。一方、WEB研修は平日夜間に実施され、参加者が自分のペースで学ぶことができる環境が整っています。

また、グループワークでは、各チームが技術シーズの調査や企業へのヒアリングを行い、実際の事業化に貢献するための具体的なアクションを構築していきます。特に、DEMO DAYで使用するDEMOビデオの制作も重要なプログラムの一部として含まれ、参加者間の密接なコミュニケーションが求められます。

過去の成功と今後の展望



2回目の開催では、井上内閣府特命担当大臣が視察に訪れ、プログラムへの関心が高まる中で、関西経済界における人材育成プログラムとしての地位を確立しました。今後も、神戸大学や大阪大学の優れた教授陣を顧問・講師として招聘し、テクノロジードリブンな事業化を一層推進していく予定です。卒業生たちもコーチ役として関与し、年度を超えたネットワーク構築とノウハウ共有が新たな価値を生み出しています。

募集要項と参加方法



このプログラムには定員が設けられており、20名(4〜5チーム)を募集しています。新規事業に関わる企業の担当者や、技術シーズの事業化を考えている大学・研究機関の方々、さらには起業を目指す方も対象です。事業化に関する知識は不問で、参加費は1万円(税込)。

申し込みは、2021年7月27日までに行う必要があります。詳細については、T-CEPの公式ウェブサイトをご覧ください。COVID-19の影響で、急遽WEB開催に切り替える可能性があるため、最新情報の確認が重要です。

このプログラムは、さらなるテクノロジーの活用を通じて、関西経済の活性化と新しいビジネスの創出を目指します。気になる方は、ぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
株式会社Co-learning
住所
大阪市北区北区角田町1番12号阪急ファイブアネックスビル2F
電話番号
06-7878-6611

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