ZENKIGEN、採用DXサービス「harutaka」に生成AI機能を新実装

ZENKIGENが提供する「harutaka」に新たな生成AI機能が登場

株式会社ZENKIGENが、採用DXサービス「harutaka」に生成AIを活用した機能の開発を発表しました。これにより、Web面接や自己PR動画の選考プロセスがより効率的に行えるようになります。新たに実装されるのは、Web面接の「AI要約機能」や評価支援機能、自己PR動画の分析機能や質問作成機能などです。これらの機能は、採用プロセス全体の効率化と公平性を実現することを目的としています。

挑戦する採用の未来

採用活動は企業にとって重要な要素であり、面接はその中心的な役割を果たします。しかし、従来の面接は面接担当者の経験やスキルに依存するため、評価基準が一貫せず、主観的な判断が影響することが多く見られました。このような背景から、ZENKIGENは新機能の開発を決定しました。これにより、面接の公平性や効率性の向上が期待されます。

新機能の詳細

1. Web面接関連
a. AI要約機能
Web面接の動画データをAIが分析し、発話内容を要約して次の面接担当者に申し送り事項を生成します。これにより、面接担当者は評価に集中できるようになります。
b. 評価支援機能
AIが応募者の発言を解析し、コンピテンシーを分析して求めるスキルとの適合性を可視化します。データドリブンな採用を実現し、公平な評価が可能となります。

2. 自己PR動画関連
a. AI要約機能
自己PR動画をAIが分析し、内容をジャンル別に要約して評価者に把握しやすくします。
b. AI分析機能
発言内容を定量的に分析し、具体性や論理性を評価。客観的な選考が可能になります。
c. AI質問作成機能
提出された自己PR動画を基に面接での質問を自動生成し、応募者の潜在能力を引き出すことを目指します。

ZENKIGENの理念と展望

株式会社ZENKIGENは、アプローチのひとつとして「テクノロジーを通じて人と企業が全機現できる社会の創出」というビジョンを掲げています。今回の機能開発では、エンジニアやカスタマーサクセスのメンバーが協力し、採用業務における現実的な問題を解決するために取り組みました。

プロダクトデザイナーの綿村和也氏は「動画の確認に時間がかかる」という課題を解消するためにAIを活用し、企業と応募者のより良いマッチングを実現することに力を注いでいます。

今後も、ZENKIGENはAI技術を駆使して採用体験を向上させ、人の可能性を拡げることを目指します。これはただの機能追加ではなく、採用の未来を変革する大きな第一歩です。