橋本光治さんと森作りの極意
2025年、徳島県の自伐林家である橋本光治さんの生涯や美しい森づくりの哲学をまとめた書籍『生きる森―時代を超える橋本家の木育て―(仮題)』が出版される予定です。このプロジェクトでは、貴重な出版資金を確保するために、クラウドファンディングを活用します。クラウドファンディングは2025年3月6日から4月15日までの間、目標金額300万円を目指して行われます。
自伐林家の哲学
橋本光治さんは、徳島県那賀町で代々受け継がれてきたサスティナブルでリジェネラティブな林業の実践者です。彼と妻の延子さんは、内閣総理大臣賞を受賞するほどの手腕を持ち、橋本山林は環境省からもOECM自然共生サイトとして認定されています。この場所で生きる多様な生物や美しい自然環境は、橋本さんの精神を色濃く反映しています。
書籍の内容と目次
本書は、橋本さんの林業人生や自然との調和を描く内容を含んでおり、以下の目次が予定されています。
- - 序章: 豊かな人工林が地域を救う
- - 第1章: 日本の森ってどうなっているの
- - 第2章: 橋本さんの林業人生
- - 第3章: 自然と調和する美しい山作り
- - 第4章: 広がる思い
- - 第5章: 森は誰のものか
- - 第6章: 「林業」の枠を超えて
特別対談も含まれており、高田宏臣さんや坂田昌子さんと橋本山の未来について考えるセクションがあります。
編集者としての想い
このプロジェクトを主導する滝川景伍さんは、東京の出版社での経験を経て、高知県佐川町に移住。地域おこし協力隊として「自伐型林業」の普及に力を注ぐ中で、橋本さんの教えを受け、多くの人生哲学を学びました。
滝川さんは、橋本さんの思いや技術を後世に伝えるため、書籍化を決意しました。彼の目指すのは、環境配慮や生物多様性を保った持続可能な林業の重要性を広めることです。
クラウドファンディングの詳細
支援金は、書籍の出版費用や制作費、返礼品作成のために活用される予定です。特に、出版費用は約200万円と想定されており、これをクラウドファンディングで賄う必要があります。支援者には特製アイテムやイベント参加の機会が用意されており、魅力的なリターンも豊富です。
まとめ
橋本光治さんが描く自然との共存や持続可能な林業のビジョンは、多くの人々に新たな価値観を提供することでしょう。このプロジェクトを通じて、彼の教えや思いを広め、より多くの人々が自然の大切さを理解するきっかけとなることを目指しています。彼の新著が出版されるその日を楽しみにしながら、クラウドファンディングへの参加をお勧めします。