『SHOGUN』音楽部門で快挙
2024-07-18 01:31:10

真田広之主演『SHOGUN』がエミー賞音楽部門で歴史的快挙!日本の伝統音楽が世界に響く

真田広之主演・プロデュースのドラマ『SHOGUN』が、エミー賞の音楽部門で歴史的な快挙を達成しました。7月17日に発表されたノミネート作品の中に、『SHOGUN』の音楽が2部門に名を連ねたのです。

『Outstanding Music Composition For A Series (Original Dramatic Score)』と『Outstanding Original Main Title Theme Music』という2つの賞にノミネートされたことは、日本人の作曲家がエミー賞の音楽部門に名を連ねただけでも大変な快挙ですが、さらに注目すべき点は、その音楽に日本の伝統音楽である雅楽が取り入れられていることです。

劇中音楽とテーマ曲の編曲とレコーディングを担当した石田多朗氏は、国内外で注目される作曲家であり、雅楽を扱う数少ない作曲家として知られています。石田氏は、今回のノミネートについて、「物語とともに、それを重層的に仕立てている音楽にも注目してほしい」とコメントしています。

石田氏は、栃木県那須町在住で、東京藝術大学で音楽を学びました。これまで美術展の空間音楽や大手企業のPR映像の楽曲制作など、幅広い活動を行ってきました。10年前から雅楽の作曲を始め、その活動は多岐にわたります。

『SHOGUN』のサウンドトラック制作は約2年という長い時間をかけ、アカデミー賞受賞作曲家であるアッティカス・ロスをはじめとするロサンゼルスの作曲チームとの共同作業で行われました。石田氏は、雅楽や日本の伝統音楽に関するさまざまなアレンジとレコーディングを担当しました。

制作は栃木県那須にあるスタジオで行われ、レコーディングは東京をはじめ国内各地で行われました。雅楽楽器、尺八、声明、胡弓、法螺貝、三味線、唄など、数十名にわたる日本伝統音楽家が集結し、ロサンゼルスにいるアッティカス・ロス、レオポルド・ロス、ニック・チューバとリモートでやりとりしながら作業を進めました。雅楽の演奏は、日本を代表する雅楽団体「伶楽舎」のメンバーに依頼されました。

石田氏は、今回のサウンドトラック制作について、「シンプルな古典曲の旋律だけを使うことで、楽器の最も朗らかな音を表現することにこだわった」と話しています。制作過程では、時代性の異なる楽器を組み合わせたり、拍と音のズレを意図的に残したりするなど、従来の枠組みを超えた斬新な発想が取り入れられました。

石田氏はまた、「アッティカス・ロスたちは日本の伝統音楽の常識にとらわれずに、新鮮な視点で取り組んでくれた」と振り返ります。

今回のエミー賞へのノミネートは、日本の伝統音楽や雅楽が世界でも通用する音楽であることを証明するものと言えます。石田氏の言葉通り、日本の音楽が世界に羽ばたくきっかけとなることを期待したいですね。

最終的な受賞結果は2024年9月16日に発表されます。ノミネートだけでも大変な功績ですが、今後の結果にも注目が集まります。


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株式会社Drifter
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