N高生のアイデアから生まれた『みたらしコッペ』
2026年の初め、N高グループの生徒たちが手がけたスイーツ『みたらしコッペ』が、大阪府内のベーカリーショップ「クックハウス」で販売されることが決まりました。このスイーツは「和洋折衷」をテーマに、あまじょっぱい味わいを追求し、みたらし団子をイメージしたデザインが特徴です。新しいスイーツとして、これから注目が集まるでしょう。
みたらしコッペの魅力
「みたらしコッペ」は、もちもちとした食感のコッペパンに、たっぷりのホイップクリームと香ばしいきなこペーストをサンドし、さらにみたらしタレがとろりとかけられています。一見するとパンですが、団子を思わせる見た目がユニークで、口の中でザクッ・ふわっ・とろりといった異なる食感を同時に楽しめる一品となっています。特別な日のご褒美としてもぴったりです。
開発の背景とプロセス
この商品はN高グループの生徒たちが参加した体験学習プログラムから生まれました。プログラム名は「『こんなの、あり!?』なパンを君の手で!!」。全国から集まった中高生38名が、オンラインでの講義や工場見学を通じて、自らのアイデアを商品化するための研鑽を積みました。最終発表では参加者が8つのチームに分かれてそれぞれの商品アイデアを提案し、審査を受けます。
思いを形にしたチームの挑戦
当初、みたらしコッペを考案したチームは、女性層をターゲットにしたいちごサンドの構想を提案していましたが、製造過程の複雑さを指摘され、アイデアを見直すことに。和の素材を再検討した結果、みたらし団子をモチーフとし、より商品化しやすい形へと再構築しました。試行錯誤を繰り返しながらも、「『こんなの、あり!?』なパン」のテーマに即した独自性のあるアイデアを生み出しました。
商品化会議での逆転劇
生徒たちのアイデアを商品化する際、クックハウスの社員との「ガチンコ」会議を経て、最終的にみたらしコッペは商品化の道を選びました。見た目や味で高評価を得た結果、2026年1月に新商品として登場します。担当者は、みたらしコッペが自社のパンづくりにフィットしていると感じたとのことです。
感動の瞬間と今後
商品化を喜ぶ生徒たちは、アイデアが実際に形になったことに感動を覚えています。彼らは、新しいパンを考える中で、製造過程や販売戦略など、商品の企画には多くの工夫が必要であることを学びました。この経験を経て、彼らは今後も様々な挑戦に立ち向かっていくことでしょう。
このように、教育の場で体験学習を通じて多くのことを学び、実際に社会で必要とされる商品を開発する意義を感じた生徒たち。『みたらしコッペ』が2026年1月からどのように受け入れられるのか、今から楽しみです。皆さんも、ぜひ一度味わってみてください!