AI技術を駆使した次世代型ERP「PROACTIVE」が新たなダッシュボードを発表

SCSKの新機能で企業のデータ活用が加速

SCSK株式会社が、AIを駆使した次世代型ERP「PROACTIVE」にAIダッシュボードの機能を追加しました。この取り組みは、企業が持つ膨大なデータを効果的に活用できるようサポートするものです。

AIダッシュボードの導入背景

今日のビジネス環境では、市場の変化に迅速に適応することが求められています。企業は自社のERPなどの業務システムに蓄えられたデータと、外部からの情報をその場で解析し、リアルタイムで戦略的な判断を下さなければなりません。しかし、高度なデータ分析ができる人材が不足しているのが現実です。このような課題を解決すべく、SCSKはPROACTIVEにAIダッシュボードを実装しました。

AIダッシュボードの主な機能

AIダッシュボードは単なるデータの可視化に留まらず、複雑なビジネス上の問題に対しても直接的な分析と示唆を提供します。たとえば、「特定の製品の売上が伸び悩んでいる」という問題に対して、AIは関連データを横断的に分析し、迅速にその原因を特定します。具体的には、出荷までの時間が長いために顧客満足度が低下している可能性があるといった情報が出力されます。

企業の意思決定をサポート

このダッシュボードはAIによって自動生成されたサマリー形式で情報を提供し、レポート作成にかかる時間を短縮します。分析結果はPROACTIVEの各機能に紐づいており、ユーザーは売上向上のための具体的な施策や青写真を得ることができます。たとえば、販売管理や会計機能との連携によって、発注数や在庫数の変動を予測することが可能です。

今後の展開と進化

SCSKはPROACTIVEを今後も進化させ続け、より高度で効率的な経営判断ができるプラットフォームを目指しています。インタラクティブな分析機能により、ユーザーはAIエージェントとの対話を通じて新たなデータの発見を可能にし、より直感的にシステムを利用できる工夫がされています。データ入力のインターフェースも多様化され、自然言語だけでなく、画像や音声、動画を用いてよりスムーズに操作できるように進化しています。

経営課題の解決を目指す

SCSKは、企業が直面する経営課題に対して、Google Cloudとのパートナーシップを通じて実践的な解決策を提案し続けます。AIによって迅速かつ的確な経営判断が支援されることで、企業は競争力を一層高めることが期待されています。

SCSK株式会社は、経営理念「夢ある未来を、共に創る」を実現するために、持続可能な成長に向けた取り組みも進めており、常に新たな挑戦を追求しています。PROACTIVEの導入企業数は7,300を超え、多くのお客様にご支持をいただいています。