著作物利用の便利な新制度
2025-03-25 11:22:19

JRRCが新たに山形新聞・京都新聞を著作物に追加!利用がさらに便利に

JRRCの著作物追加と利用契約の魅力



公益社団法人日本複製権センター(JRRC)は、著作権管理を通じて、著作物の適法な利用を推進しています。その中でも、2025年4月1日から新たに山形新聞、京都新聞、宮古毎日新聞が管理著作物として追加されることが発表され、注目を集めています。これにより、多くの著作物が利用可能となり、全国紙から地方紙、専門誌に至るまで幅広いジャンルの著作物を業務で利用する際に、非常に便利なサービスを提供します。

新たに追加される著作物



JRRCは、現在、10万点以上の著作物を管理しており、今回の追加により、全国紙に加えて地方紙も広く網羅されることになります。利用者は、業務上の参考資料として新聞を複写したり、組織内で情報共有を目的としてコピーを回覧したりすることが可能となり、特にテレワークの普及に伴い、オフィス外でも柔軟に業務を行える環境が整います。

JRRC複製利用許諾契約の意義



JRRCの複製利用許諾契約は、著作物を利用する際に権利者の許諾を得ることが必要になります。契約を締結することで、様々な著作物の利用を1本の契約で簡素化することができるため、企業や団体にとって非常にメリットが大きいと言えます。特に注目すべきポイントは、全従業員が利用可能であり、事前申請や利用報告が不要な点です。これにより、業務のスピード感が向上し、利便性が増します。

契約内容と料金の詳細



JRRCでは、複製利用に関して以下のような契約プランが用意されています。
  • - 第2節: 紙から紙への複写。
  • - 第5節: 紙から紙への複写に加え、紙からPDF等への電磁的複製。

従業員一人あたりの年間単価は、第2節が120円、第5節が265円となっています。このコストパフォーマンスは、特に大規模な組織において非常に魅力的です。

JRRCの役割と実績



JRRCは、1991年の設立以来、著作権者から権利行使の委託を受けて、著作権の集中管理を行っています。現在では、官公庁や上場企業など、約5,800社に も及ぶ利用者に対して著作物利用の許諾を行っており、2023年度には約7.5億円の使用料を権利者に分配しています。この活動によって、著作物の適法な利用が推進されているのです。

様々なジャンルを網羅するJRRCの影響



JRRCが管理する著作物には、新聞や雑誌、学術論文、美術作品など多岐にわたります。そのため、各種著作物を一括で契約できる「JRRC包括許諾契約」は、多くの企業や団体にとって非常に利便性が高いものとなっています。

無料著作権講座と教育の推進



また、JRRCでは毎年無料の著作権講座を開催しており、初級・中級の講座が提供されています。これは自己啓発や企業研修にも利用でき、参加者にとって著作権に関する理解を深める良い機会となっています。講座の詳細はJRRCのメルマガで告知されるため、興味のある方はぜひ登録をお勧めします。

まとめ



JRRCの新たな著作物の追加と、複製利用許諾契約により、業務上の著作物利用がますます容易になります。特にテレワーク環境において効果的に活用できるこの契約制度を通じて、企業の情報管理や業務推進が更に円滑になることでしょう。詳細な情報や契約に関する質問は、JRRCの公式サイトを通じて行うことができます。


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会社情報

会社名
公益社団法人日本複製権センター
住所
港区愛宕1-3-4愛宕東洋ビル7F
電話番号

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