PassPayが世界三大デザイン賞に挑戦
日本発のデジタル決済サービス、PassPay株式会社が、名誉ある「レッド・ドット・デザイン賞2022」に応募しました。この賞は、世界的に権威のあるデザイン賞の一つとして知られており、毎年多くの優れたデザインが集まる場でもあります。特に今回、PassPayはそのビジョンを「デザインコンセプト」部門で評価してもらうことを目指しています。
レッド・ドット・デザイン賞とは?
レッド・ドット・デザイン賞は、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催し、2005年から年に一度開催されています。iF DESIGN AWARDやInternational Design Excellence Awards (IDEA)と並び、世界三大デザイン賞として位置づけられています。この賞では、プロダクトデザインやブランド&コミュニケーションデザイン、デザインコンセプトなど、様々なカテゴリーのデザインが審査され、その中の「デザインコンセプト部門」に応募したのがPassPayです。
PassPayのビジョン
JPYW:安定したデジタル通貨
PassPayが提供する「JPYW」は、日本円に連動したステーブルコインです。これは、資金決済法において「自家型前払式支払手段」として認められており、法的には暗号資産として分類されることはありません。とはいえ、JPYWは代表的なパブリックブロックチェーンであるイーサリアムのトークン規格「ERC20」を応用して発行されています。このことにより、JPYWは安定性を保ちながら、ブロックチェーンの利点も享受できるのです。
JPYWは日本円に価値が連動しているため、暗号資産が抱える一般的な価格変動リスクを軽減します。これに加え、取引手数料が低く、利用の際の敷居が低いことから、日常生活においても利用しやすくなっています。
国境を越えるECサイト「PassPayモール」
JPYWを決済方法とするECサイト「PassPayモール」は、消費者にとって非常に便利なプラットフォームです。価格の安定した日本円ステーブルコインを使うことで、ユーザーは暗号資産ならではの価格変動リスクを回避しながら、安心して買い物ができます。また、JPYWの特性を活かすことで、日本国内外のユーザーに利用されることを期待しています。さらに、PassPayは日常のさまざまなニーズをJPYWで満たせるよう、商品数の増加や利用シーンの拡大を計画しています。
総合アプリケーション「PassPay」の未来
今後、PassPayではJPYWの購入、保管、ECの機能を統合した総合アプリケーションの開発を進めていく予定です。将来的には、STO(Security Token Offering)やNFT(Non-Fungible Token=非代替性トークン)などの新たな分野へも参入し、PassPayをワンストップで資産管理ができるアプリケーションへ進化させる計画です。
会社概要
- - 会社名:PassPay株式会社
- - 代表取締役:北野義勝
- - 所在地:東京都港区六本木7-7-7
- - 設立:2022年2月28日
- - URL:PassPay公式サイト
PassPayは、利用者が手軽にデジタル通貨を利用できる環境を提供することを目指しています。今後も進化し続けるPassPayのビジョンに、多くの期待が寄せられています。