尾花沢市の防災訓練
2025-02-21 10:41:32

山形県尾花沢市での冬期防災訓練における「ポケットサイン防災」の導入成果

尾花沢市の冬期防災訓練で革新が実現



2025年2月9日、山形県尾花沢市にある福原小学校で開催された冬期防災訓練において、ポケットサイン株式会社がNECネッツエスアイ株式会社と共同で開発した「ポケットサイン防災」の実証が行われました。この訓練では、マグニチュード7.8の大地震を想定し、避難誘導や雪崩からの救出作業、家屋倒壊からの救助作業といった内容が企画され、避難所運営にも新しい技術が導入されました。

防災訓練における「ポケットサイン防災」の活用



訓練の中で「ポケットサイン防災」がどのように活用されたかを見ていきましょう。このシステムでは、あらかじめマイナンバーカードを使ってユーザー登録を行なうことで、避難所に設置された二次元バーコードを読み取るだけで本人確認が迅速に行われます。これにより、管理者は避難所本部で避難者のチェックイン状況をリアルタイムで把握できます。

避難所受付は二次元バーコード以外にも、マイナンバーカードの読み取りや手動入力にも対応しています。

アプリの画面

二次元バーコードを読み取る参加者

管理側の避難者名簿

紙ベースからデジタルへ



従来の紙ベースの受付方法では、多くの人々が一度に訪れると、混雑が発生し、受付に時間がかかることがありましたが、「ポケットサイン防災」の導入により、受付プロセスが劇的に短縮されることが証明されました。具体的なデータによれば、二次元バーコードを利用したチェックインは、7名で約15秒(個人あたり約2.1秒)、対して紙による受付では3名で約2分30秒(個人あたり約50秒)かかります。

この結果、約24倍のスピードでスムーズなチェックインが実現され、避難所の混雑を軽減し、利用者の負担を大幅に減らすことに成功しました。

訓練参加者の声



受け付けを担当した地元市役所の職員からは、次のようなコメントが寄せられました。「通常は紙面で行っているため手間がかかりますが、ポケットサインのアプリでチェックインすることで、集計や報告の手間が軽減されます。」また、避難所の情報管理を担当している職員も「電話で情報を収集していたが、本サービスの導入により、作業が楽になった」と感じたとのことです。

「ポケットサイン防災」の特長



「ポケットサイン防災」は、正確な住民情報をもとに対応が可能で、避難先の通知や名簿の一元管理が実現されるため、迅速な支援が実現します。このシステムはデジタル庁における「デジタル地方創生サービスカタログ」や「防災DXサービスマップ」にも載せられ、信頼性の高いサービスとして広く認知されています。

まとめ



ポケットサイン株式会社は、マイナンバーカードの普及を促進しつつ、自治体や企業との協力によるデジタル化を進めています。今後も「ポケットサイン防災」の活用が、避難所運営の効率化に貢献し、人々の安全を守る活動が期待されます。

詳しくは、ポケットサイン公式サイトを訪れてみてください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
ポケットサイン株式会社
住所
東京都新宿区大京町22-1グランファースト新宿御苑1F
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。